あと一ヶ月で2025年が終わる。大学生の頃に買ったファッションアイテムをいまだに着ている。
体型が変わっていないというのもあるんだけど、そろそろトレンドを追った方が良いかもしれない。なんやかんやファッションは楽しい。

今月のお金の収支
使ったお金まとめ

| 家賃 | 53,880円 |
| 駐車場代+保険 | 20,000円 |
| 電気 | 11,000円 |
| 水道代 | 2,500円 |
| 通信費(スマホ) | 3,281円 |
| 通信費(Wi-Fi) | 5,368円 |
| Netflix | 1,490円 |
| ブログサーバー代 | 1,100円 |
| キックボクシングジム | 8,410円 |
| 合計 | 104,529円 |
| 食費 | 48,297円 |
| 本代 | 11,095円 |
| その他 | 53,187円 |
| 合計 | 112,579円 |
横浜に日帰りで遊びに行った。交通費と食事代を入れて約3万円。意外とする。
そうなると泊まりになると、宿泊費や更なる食事代もかかるので、もっとするのか。その他は大きな変わりはなし。
資産推移


| 証券口座 | 40,096,109円(+151,851,646円:+65.38%) |
| 銀行口座 | 506,275円 |
| ゴールド | 266,429円 |
| 合計 | 40,868,813円 |
一ヶ月の間で資産の浮き沈みは大きかった。最後にはなんとか持ち返してきた印象。資産は無事に4,000万円をキープ。
NISAの積立投資枠もなんとか無事に埋めきれそう。360万円を埋め切った後に、冬の賞与が入る。これは来年も勝ち確。
今年の資産運用も、滞りなく進んだ。物価高にも負けていないはず。あえて後悔があるとすれば、JTの株を買っておけば良かった。
数ヶ月前に4,300円台くらいまで値下がりをしていた時に目をつけていたんだけど、今は6,000円近い。ミスった。。。
良かった&悪かった、お金の使い方

昨年頃からファッションアイテムを買わないようにしていた。もともと服は好きだし、オシャレをすることは娯楽であるとは思っていた。
しかし服はかさばるし、なんやかんや買っても着ないことも多い。それに服って高いものは、本当に高い。Tシャツ一枚だけで、現代の技術の粋であるiPhoneよりも高いことがある。
そんなことで、あえて距離を置いていたんだけれど、最近また気になったものを買うようになった。
ちなみに服を買いたい欲を抑えるには、複数メンバーがいて、その中のメンバーでMAXのイケメンが、顔面偏差値中の上の、若く、語彙の乏しい、放っておけば爆食や爆買いなどのお金をかけた企画しかしない、YouTuberがハイブランドを買いまくる動画を観るのが良い。
買う気がなくなる。なんというか、ハイブランドを買ってきゃっきゃしているのを見て、冷静になれるのだ。

買いたい服が高くなくても良い。満足さえできればOK。そうして今回買ったのが、ユニクロとニードルスのコラボのフリース。個人的にはかなり買ってよかった。
3,990円なので、仮にミスったとしても、部屋着にすれば問題ないやってことで購入。
もともと注目されていたコラボだったので、売り切れるかもと思い、当日に買いに走る。購入して帰って、色々調べたり来ているうちに、違うカラーのものの方が良いかもと思い、交換に走る。ムダに疲れた。
ニードルスは昔から意識していたブランドで、パピヨンのロゴがカッコいい。トラックパンツのイメージで、ラグジュアリーなストリートウェアのイメージがあった。
マイルドヤンキーに、浸食されそうで、まだ浸食されていない、ギリギリの立ち位置だったのも好きだった。BAD HOPのVingoがインタビュー時に上下セットアップを着ていた記憶がよみがえる。

ファッションにお金をかける人は否定しないし、パチモノが良いとも思わない。ただこういうカーディガン4万円、トラックパンツ2万円強という、絶妙に思い切りのいる価格帯のブランドは絶妙に買う機会がなかったりする。
それがコラボで買えるというのはありがたいことだ。ガチガチのニードルスファンからしたら、面白くないんだろうけど。そんなファンを横目に、上下を購入した。

ブランドはロゴ代がメインだという論調もある。となると品質は本家に劣るものの、正規品のロゴは嬉しい。
トムフォードのメガネで、Tのロゴが付いていないものを買える人は強者だ。勝てっこない。
なんならTのロゴのマグネットとかシールとかで、「あなたのメガネもトムフォードになりますよ」ってものがあったら買ってしまうかもしれない。僕はやはり俗っぽい人間なのだ。
今月に観た映画まとめ


- チャレンジャーズ
テニスを軸に据えた三角関係。ゼン・デイヤのファム・ファタルっぷりが最高。ストーリーに関係ないけど、顔が小さくて、手足が長い。実際見たら、脳がバグりそう。それまでは親友だった二人が、いがみ合うライバル関係へと変容していく。時系列が飛びながら、それぞれの関係性が変化するに至ったきっかけが分かる。サーブをする際の手の添え方が、大きな伏線になっているのがめっちゃ好き。男性二人の友情を越えそうな感じと、対照的にゼン・デイヤがあまりブレない感じが良い。だけど最後に大きな決断をするのも良い。テニスの才能があった方が落ちぶれ、そうでなかった方がチャンピオンになったあたり、マジで幸運であり勝利の女神だったのかも。 - ベビーシッター:キラークイーン
2作目。1作目の敵キャラはみんな生きてました、という力技。ストーリーはめちゃくちゃだし、1作目のヒロインだった子がラスボスになるというロジックも弱い。でもギャグシーンは楽しいし、めちゃくちゃなスプラッターシーンを経て、主人公が成長するというのも好き。あと1作目のベビーシッターであるリーが出てくるだけで、大満足。ナイスブロンド過ぎる。 - 用心棒
黒沢明の代表作のひとつ。七人の侍と同じく、最初はキャラクターが何を言ってるのか、とんと分からない。日本語だけで字幕が欲しくなるレベル。しかし徐々に慣れてくる。三船敏郎がとにかくシブい。激強なんだけど、刀がなかったら意外と無力で、成すすべなくボコボコにされちゃうあたり、良いバランスだと思う。監禁&拷問で超ピンチってシーンもあるんだけど、あっさり苦れられるし、意外と手ぬるい。ここら辺のガバガバ感は、ヒッチコック映画にも通じるものがあって、古き良きという世界観。アクションシーンももちろんあるんだけど、三船敏郎の肝っ玉とか、悪知恵で、状況をかき乱すトリックプレートとか、漁夫の利を狙う戦略とか、政治劇としてみても楽しい。 - アナイアレイション
人生ベスト映画のひとつ「エクスマキナ」の監督の作品。ただまあまあって感じ。テーマは面白いし、設定も好き。唐突に出てきたオーロラのカーテンみたいものの中にある生態系はDNAが書き換わる。ワニなんだけど、歯はサメみたいになってるとか、人が花になって亡くなるとか。ここはめっちゃ好き。ただ絵面も良いんだけど、分かりづらさがぬぐえないし、明確なカタルシスがない。オチも好きなんだけど、腑に落ちる感というか、遡って記憶を思い出すってプロットなんだから、もっと伏線みたいなのが欲しかった。それに誰一人として返ってこれない危険地帯って言うけれど、ワニとか危険動物の動物の他は、長時間いることでDNA変容が起きてるくらいで、ここはもっと世界観を広げてほしかったかも。 - ビールストリートの恋人たち
大好きな映画「ムーンライト」の監督の作品。まあまあって感じ。スパイク・リーとかが何度となく描いていたテーマな気がする。ただ実際に自分や知人に起こったような話なのかな。黒人への人種差別の卑劣さを体感できる。ただ冤罪モノとしてもパンチが弱いかも。恋愛面で見ても、そこまで惹きつけられるものがなかった。ただ作品の問題というよりも、自分にとって身近でないテーマで、僕が腹落ちしきれていない可能性もあると思う。 - 隠し砦の三悪人
黒沢明作品。あまりハマらず。ただ三船敏郎はやっぱり良い。というか役者が全員良い。顔の力がスゴい。めちゃくちゃイケメンって人もいないんだけど、絵になる顔面って感じ。お姫様ももっと可愛い人もいたかもしれないけれど、蓮っ葉でボーイッシュな感じがハマっている。アクションシーンが物足りなく感じるものの、当時の水準だとこんなところなのかなとも思う。そして相変わらず、言葉は聞き取りづらい。ここはご愛嬌。元百姓の二人が俗っぽくて、そのせいでトラブルに巻き込まれるんだけど、この二人が話の展開の起点になってるのも上手い。クライマックスは少し弱いかも。 - レジェンド狂気の美学
何かの映画を観た際に、劇場予告を見て、なんとなく気になっており、10年越しに鑑賞。主演のトムハーディが一人二役。ハンサムなインテリギャング、ゴリラ感のある支離滅ギャングを演じ分けるのがすごい。実在した双子のブリティッシュギャングという美味しい題材だけど、もうちょっと粘れた気もする。兄弟喧嘩や、好きな女性とのすったもんだが多く、生き馬の目を抜くギャングの世界の化かしあいが少なかった。ただ映像は好きだし、スーツの着こなしも007くらい楽しめる。もうちょっと捻れば傑作になったのかなって印象。 - テルマ&ルイーズ
巨匠リドリー・スコットの作品、存在を最近まで知らなかった。ベビーシッターの2作目で、オープンカーでドライブに行く際に、「テルマ&ルイーズ!」と言っていたので、ここで知った。ニューシネマを彷彿とさせるし、「明日に向かって撃て」とか、「俺たちに明日はない」に近いテイスト。道中で犯罪行為に手を染めるうちに、自分の殻を破り、新しい自分を知っていく過程が好き。結構めちゃくちゃなことをしてるし、下品なキャットコールされたくらいで、トラック運転手のトラックを爆破するとか、冷静に考えるとめちゃくちゃなんだけど、BGMもあって不謹慎な爽やかさがある。主人公二人が破壊しているのは、社会というより、その社会を構築した男性イズムで、男根のメタファーでもある拳銃を使って、そこを破壊していく様が爽快。メキシコに逃亡したいが、目的地も知られ、結末はバッドエンド確定なんだけど、最後に自分たちである種の自由を勝ち取るのも美しいラスト。そしてブラピがエロいし悪い。割とこいつのせいで、大きな捻じれが生まれてしまった気がする。(褒めてる) - ゾディアック
デビッドフインチャー作品。意外と観てなかった。長い、でもこの長さが必要。なぜならこの事件は、本当に長い間続いたものだったから。ジェイクギレンホールの偏執的なまでに取り憑かれている様が良いし、世間が冷めていくのもなんかリアル。実際に映画を撮るにあたって、調べたところ新しい真実が明らかになったあたり、フィンチャー感のある話。凶悪事件って起こってはならないんだけど、こういう風にエンタメに昇華されたものは、不謹慎だけどやっぱり面白い。 - クレイブン:ザ・ハンター
新たなアメコミ映画。まぁまぁって感じ。続編を感じさせる終わり方で、続きは見てみたい気もする。スーパーパワーではあるんだけど、野生味マックスというか、変身とかがあるわけでもないし、範馬勇次郎的な強さなのも面白い。ラスボスのライノもいかにもアメコミって感じで好き。アクションも良いんだけど、ロシアンマフィアの家族の中のいざこざの話があったりして、ドストエフスキー的で面白いかも。
今月に読んだ本まとめ
読んだ本リスト


- 猫を抱いて象と泳ぐ(小川洋子)
とんでもなくファンシーだと感じた作品。大きな事件がないわけじゃないけれど、海の底のように静かで穏やかな作品。チェスの作品だけれど、ヒカルの碁とか3月のライオンのようなガツガツ感はなし。腕っぷしで食っていくということではなく、コミュニケーションとしてチェスを通じて、美しい対局を行うという話。子供の頃に唇に脛の皮膚を移植し、すね毛が唇からもさもさ生えているというのが面白い。現実味が少なく、ティムバートンの世界観っぽいかも。チェス、猫、ミイラ、象、バス、どこか象徴性に満ちた小説。 - 激しく煌めく短い命(綿矢りさ)
綿矢りさ、長編小説を書くイメージはなかったけれど、かなりのボリューム。めっちゃ骨太。そしてめっちゃ好き。映画「ムーンライト」と似た読後感。女性同士の恋愛だけれど、爽やかだし、主人公の恋が募る様が身もだえする。13歳で出会い、心無い周囲の無理解によって、勘違いもあったり、若さゆえの余裕のなさもあって、揉めて破局。32歳で再び出会う。恋愛もそうだし、人間の関係性は、時間軸を伸ばすと強まる。会えなかった機会に、思いに根が生えるんだと思う。この二人にはなんとしても幸せになってほしい。主人公の大人になってからの、生気の抜けた自暴自棄な感じもリアルで良い。 - 鍵のない夢を見る(辻村深月)
辻村深月の直木賞受賞作。こういうのを待っていた。着地が絶望的で良い。性格の悪さというか、この人ひねくれてるなと思う、めっちゃ褒めてる。空き巣がクセになっている同級生の母親、そのせいで転校を余儀なくされている、母が空き巣に入った同級生の家に謝る娘、でもその娘も万引き癖あり。アガる。気持ち悪く空気の読めない消防士に過去にアプローチされた女性主人公。近所で火事が相次ぎ、市役所勤務だった主人公が、その消防士と再会。「あれ?こいつ、私に会いたいために、放火してね?」と、自意識過剰になっていく様が痛くて最高。 - そして誰もゆとらなくなった(朝井リョウ)
抱腹絶倒エッセイと書かれているけれど、そんな感じでもない。「お、上手いこと言うね」、「その着眼点ええやん」が詰まったエッセイって感じ。書き手としての小技や、展開の上手さが秀逸。書いている文体もそうなんだけど、書いている内容そのものも面白い。ウユニ塩湖に旅行したり、高級店に行ってみたり、結婚式の余興をしたり、クリスマスシーズンにホールケーキを9つ予約して一人で食べたり、その結果脂質異常症になってジムに行ったり、などとにかく動いている。大げさなことでなくても良いから、僕ももっと面白いことをしてみなければならない。 - アトミックブレイバー(呉勝浩)
基本は面白いけれど、そこまでハマらなかった。SFって書くの難しいんだろうな。格闘ゲームが好きな人だと、多分もっと面白かったんだと思う。ゲームの攻略シーンが具体的で、ここに感情移入できるかが大きな分かれ目かも。近未来の描き方も面白いし、五月ですでに毎日30℃超えてるのもなんかリアル。生活描写も面白い。主人公も応援したくなるんだけど、超キーマンのプログラマーの友人だったということで、theONEとは思うんだけど、もっと特殊性が欲しかった。「そうだよな、やっぱこいつが主人公だよな!」という描写が欲しかった。ただ格闘ゲームクリア=世界を救う、というのは、レディプレイヤー1みたいでワクワクする。 - ナイルパーチの女子会(柚木麻子)
めっちゃ好き。人の痛さが丹念に描かれている。社会的に成功しているけれど、人との距離感がバグってる人の脳内を丁寧に説明してくれている。「この人から見たら、ちゃんと論理はあるんだ」という納得感。対照的な二人の女性が素敵な出会いを果たすものの、崩壊していく過程がとても良い。金もキャリアもあるのに、同性の友達を求めても、手に入れられないあたり、親近感が湧く人はいそう。仕事を媒介にしたコミュニケーションなら円滑なのに、プライベートでは一気におかしくなるってのは男性的な悩みかも。相手に理想像を求める愚かさとか、金銭が絡まない人間関係を攻略しようとする浅はかさとかが描かれている。文学ってこういうことだよな。 - 走れメロス(太宰治)
太宰治の短編集。表題のメロス鹿読んだことがなかったんだけど、全体を通じて面白い。太宰特有の退廃さとか、ダウナーな感じは薄め。私小説と言うか、エッセイに近い短編が多い。最初の「ダス・ゲマイネ」はドイツ語で「通俗性」や「卑俗性」を意味しているんだけど、青森の方言で「それだから駄目なんだ」といった意味がある「んだすけ、まいね」というダブルミーニングになってるらしい。90年前の小説にもかかわらず、R指定みたいなことしてる、かっこよすぎ。「富士には、月見草がよく似合う」というパンチラインを秘めた「富岳百景」も良い。富士山見るたびに思い出すはず。金がなくなったから小説を何篇か書いて、銭を稼いで、伊豆に好きピと旅行に行きました、みたいな太宰の軽いノリも好ましい。文豪だけど、へらへらして生きてたのかなって感じ。そして文庫本が440円。著作権の関係なんだろうか。コスパ良すぎ。 - 東京都同情棟(九段理恵)
九段理恵の芥川賞受賞作。この人のインタビューみたいなのは何度となく見たのに、読むのは初めて。不思議な味わいで、登場人物の天才建築家の女性は、感情移入はできないものの、キャラ付けは強烈。建築に対する美学とか、使う語彙選択に、強迫観念がありそうなくらいにこだわりが見られる。話の中でも、AIによる要約というのが大きなキーワードになっている。新宿御苑のど真ん中に、犯罪者を収容する超リッチなタワーマンションを作ることになり、それにまつわる話。単純な善悪論ではなく、あくまで建造物に対する主人公の心の揺らぎがメイン。大きな事件や惨劇を描こうと思えばいくらでもできるはずなのに、そうはしなかったあたりに品がある。
面白かった表現まとめ

- CHANELの5番、翼をくださいの2番
- 銀歯に銀食器を差し込んだ時に、電流が走る
- 不揃いのものに対して、無印のバームクーヘンか!
- 銀の弾丸
- とりあえず生、の反対は、話し合いの末カシスウーロン
- (誰かに怒る時に)実家の前に、ゴミ置きますよ
- (顔をしかめている人に)ミスチルの桜井さんみたいになってる
- 自⚪︎する人は少なくても、自滅する人は多くいる
映画「アナイアレイション」より - 飛行機や新幹線で「C4ってどこ?」→奥歯だよ
- (どこかの土地に訪れて)住民票を移したい
面白かったエンタメ

- 教場
一時期名前はよく耳にしていたし、キムタクの白髪&メガネの広告は見ていたけれど、初めて鑑賞。意外と面白い。警察学校という知らなかった世界を知れるという楽しさもある。話の展開はシンプルで、警察学校の生徒の成長があり、それぞれの葛藤や事情が見えてくるというもの。社会人経験もあったりして、すでに大人、でも生徒、かつ警察ということで過去に大きなドラマあり、ということで、警察学校という設定はかなり上手い気がする。その中で細かい謎が多く出てくるが、観察眼が異常に鋭い教官の風間ことキムタクが推理をするみたいなのが、味付けになってる。いつものキムタクじゃないのがまた面白い、全然カジュアルじゃない。ただ警察学校内で薬物使用とか、人が亡くなりかけるとか、さすがに治安悪すぎ。 - 華麗なる一族
なんかキムタクにハマった月だったのかも。中学校の時くらいに高視聴率となっていたドラマ。なんやかんや面白い。半沢直樹のスケール上位互換、面白さ下位互換みたいな感じ。ビジネスものなんだけど、追い詰められる描写は半沢直樹以下。この後に半沢直樹が出て、視聴率を上回ったのもなんか納得してしまう。ただ藤原道長的な、両家に嫁がせるというエグさや、血統にまつわる壮大な家族喧嘩模様など、この作品ならではの魅力もある。
初めて経験したこと

新横浜駅は何度となく通過した。でもこれまで降りたことはなかった。今回おそらく生まれて初めて横浜を訪れた。
長崎の軍艦島に行ったことはあるのに、横浜の港には行ったことがない。九州出身ってわけでもないし、東京に住んでいたこともあるのに.
横浜の市外局番は045。オジロザウルスはいまだに聴いてる。でも横浜、ハマ、は初体験。
ツタンカーメンを取り扱ったエジプト展が横浜で開催されていて、そこに行ったのだ。良いよね、エジプト、ロマンあるよね。

っていうかエジプトって、もう遊戯王だよね。さすがにもうカードは終えていないんだけど、人生で最もハマったものTOP5に、おそらく遊戯王はランクインする。
なんなら一番風速が強かった小学生時代の自分なら、「エジプトって、遊戯王が生まれるために、数千年前から仕込まれてたんでしょ!?」みたいなことを言いかねないヤバさがある。
博物館や美術館は楽しい。人にもよるんだろうけど、僕は日本文化の掛け軸とか、茶器よりも、海外の方がワクワクする。
海外と言っても、アジアではなく、ギリシャとか、そっちらへん。エジプトもまさにそう。湿気の少ない、からっとした楽しさがある。
たださすがに、全部レプリカだったっぽい。でも雰囲気は味わえたし、100年前にツタンカーメン王の遺跡が発掘された空気感は分かった。

ツタンカーメンの墓地には、金が100㎏くらいあったらしい。俺、最近、ゴールド投資始めたで。20万円分くらい買ったで。
ただゴールドは、1gで2万円くらいする。100㎏なら、20億円くらいか。ファラオ、リッチすぎ。20億円を埋蔵するんだから、徳川家越えてるんじゃね。
ただやはり面白いのが、何を見ても、遊戯王を感じるってこと。ホルス、あ、ホルスの黒炎竜だ!ジャッカル、あ、ジャッカルの聖戦士だ!とか。
エジプト文明そのものは完結しているので、おそらく高橋和希大先生は研究しまくったんだと思う。
限りあるアイテムをこすりまくったはず。死者蘇生のあのマークなんか、至るところで発見できる。絶対に展示展の物陰にシャーディーが潜んでたと思う。
展示物も面白かったけど、エジプトに関するストーリーも面白かった。
ツタンカーメンは9歳で即位、19歳で死去。片足にちょっとハンデがあったけど、戦場に出てた。
父親は、万物に神が宿るというところから、一神教に変化させたことで嫌われまくる。時代問わず、地域問わず、宗教関連で問題は起こりがち。
そんなこともあってか、あとは在位期間の短さから、ツタンカーメンの名前は、歴代ファラオの中から削除されていたらしい。
完全に闇に葬られていたけど、100年前に墓が見つかったことで、一躍世界で一番有名なファラオになってしまう。皮肉というのか、運命のイタズラというのか。
19歳、ファラオとして亡くなる。俺、19歳の時、浪人生だったわ。駿台模試の結果に一喜一憂してたで。
ツタンカーメンにも青春はあったんだよ、みたいな語り口が印象的。もっと生きたかったんだろうなと思う。

あと面白かったのが、文字。言語学的な面でも面白い。
記号の羅列にも見えるけれど、きちんとしたルールの下で、表記されている。どの言語に関しても思うことだけれど、解読した人はマジですごい。こういうのって、将来はAIにデータを食わせたら、できるようになるものなんだろうか。
あと記号ばかりのものを見ると、ホームズの「踊る人形」を思い出す。まぁあれはアルファベットを、人形に置き換えただけだから、難易度は全然違うけど。

横浜はオシャレタウン。中華街はそこそこ大きい、神戸の中華街よりも大きいと思う。というかチャイナタウンって、どこの国にもあるよな。中華系の人のバイタリティを感じる。
中華街があって、オシャレで、港町ということで神戸っぽい。同じようにロンハーマンもある。ネイバーフッドもあった。
赤レンガ倉庫とか、文明開化の匂いを感じるところも素敵。散歩エリアとしても良くて、内陸県生まれだからか、海の側というのは非日常を感じる。
その他
ファッションにハマって15年も経つと、トレンドも変わる

なんとなく最近ファッションにまた興味が戻ってきた。もう服なんて買わなくても良いやって思っていたのに。
ファッション系インフルエンサーのトップの一人であるMBのYouTubeをよく見ているからかも。
ファッションって面白い。ファッション界隈のプロが人為的に作り出されたトレンドで、経済が動くし、人の選択が変わってくる。
このアイテムを持っていたらもうダサい、この着こなしをしていると時代遅れ、など知っていないだけで罠がたくさんある。
冷静に考えると、持っている服でも、10年近く着ているものもいっぱいある。なんかもう一周回ってみたいな領域に移ろうとしている。
ファッションに興味を持ったのが、高校を卒業したくらいで、そう思うと15年くらい経ったんだな。
15年もあると、明確に移り変わりを感じる。僕が大学生の頃は、木こりみたいなベストを着て、ループタイをして、サルエルパンツを履いている人が多くいた。
しかし今見ると激ダサ。「う⚪︎こでも漏らしたんですか?」みたいな揶揄もネットでよく見かけた。
と思うものの、サルエルパンツなんかは、また流行ってきているんだから、栄枯盛衰が繰り返されている。どうせまたダサくなるんだろうけど。
みんなと被らないように、とオシャレをする。そのオシャレが浸透しすぎてダサくなる。イケてる人たちは、別のファッションを始める。この繰り返しなんだな。
あとはスキニーデニムも、一時期めちゃくちゃ流行った。特に黒スキニーなんて、履いていれば、とりあえず正解です、みたいな時代もあった。
もともと痩せ型だった僕は、スキニーデニムを愛用していたんだけど、気がつけばダサくなっていた。そろそろ服を一気に買い替える時期だったりするのかな。
AIを使いこなしたい

最近思うんだけど、AIをもっと使いこないしたいって思う。
ChatGPTに無料で登録したのが最近だから、正直めちゃくちゃ遅れてる。ネット検索をしているようなものを、突っ込んでるだけだし、先は長い。
AIの画像生成とか、動画生成とか、見ていると可能性は無限大な気がするんだけど、果たして自分が何に使ったら良いか、とんと見当がつかない。
まずは生活の悩み事を、解決するというのが良いのだろうけど、なんかあまり道筋が見えない。
車通勤がダルい。渋滞が嫌い。視力を上げたい。ハゲたくない。筋肉をつけたい。パッと思いついた悩みは、フィジカルなものが多くて、こればっかりは自分で解決するしかない。
昨年から継続して、小説は書き続けている。ブログもなんやかんや開設してから、7年は経った。
ただこれは成果が欲しいというよりも、書くことを楽しむためのもので、AIに書かせて楽をするというのは少し違う気がする。
10kmランニングをするというのを、車で10km走って「ほら、早く終わったでしょ?」みたいな感じ。そういうことじゃないんだよってなる。
- 資産運用
投資すべき銘柄やタイミングを判断してもらう、できるのか? - 会社の評価を上げる
ただ結局人との関係性な気もするので、直接な解決は無理かも - 人生の退屈をなくす
ここら辺かな。そう思うと、人生の退屈をなくすというのは、良いかもしれない。
「AIで遊ぶ」ということを目的にすれば、退屈は紛らわされるのかもしれない。
AIはビビるくらいのスピードで進化したけれど、そのAIを使って解決したい問題ってのもあまりない。こうなってくると、技術論よりも哲学論みたいな話になる。
仕事でなんとしててでも成し遂げたいものはない。お金をもらえればそれで良い。
東大の経済学の教授に、とある経済学を専攻していない学生が、AIを軸に作った論文を見てもらったらしい。
- 研究のアイデア出し
- 理論モデルと仮説の構築
- 先行研究のレビュー
- 軽量ソフトを用いた分析
- データの探索と収集
上記を全てAIで行ったんだとか。
教授が見たところ、学術誌に掲載できるレベルだったとか。こうなってくると、使える人とそうでない人の差は広がるんだろうな。やってみるか。

