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ギャル男のバイブル「men's egg(メンズエッグ)」を復活させる。復刊案を勝手に考えてみた。

2021年2月15日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

men's  egg(以下、メンズエッグ)がなければ、僕は僕じゃなかった。それくらいに僕のアイデンティティに大きな影響を与えてファッション雑誌が、メンズエッグ。

 

ギャル男という文化、というか存在、さながら新人類を生み出した平成最大の創作物がメンズエッグ。決して万人受けした雑誌ではなかったし、少なくとも僕の周りで読んでいた人はいなかったと思う。

 

しかし毎月の発売日である14日はワクワクしながら朝起きたものです。2013年に休刊したのですが、そのエッセンスや娯楽性は今でも僕の中に根付いているんですね。

 

2015年に一度きりで復刊したこともありましたが、それっきり。髪の毛を盛りまくったギャル男も日本どころか、渋谷からも姿を消しました。

 

憧れの東京に住み、渋谷が人生で一番近くにある時期。ふと、思ったんです。

 

メンズエッグ復活しねぇかな。。。しないなら、俺が勝手に企画案作ってみようかな

 

と。世の中、何が起こるか分からない。「嘘から出たまこと」ってこともあるかもしれない。よし、書いてみよう。

 

読者
・メンズエッグをめちゃくちゃ読んでいた!
・メンズエッグの読者モデルに憧れていた!

 

という人にむけて書きました。

 

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メンズエッグを復活させたい、きっかけは村上春樹

 

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村上春樹の短編集「一人称単数」、昨年の夏に購入しました。ふいに思い出して、もう一度読んでみることにしたんです。

 

一人称単数 (文春e-book)

一人称単数 (文春e-book)

  • 作者:村上 春樹
  • 発売日: 2020/07/18
  • メディア: Kindle版

 

やはり面白い。中でも「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」という短編が特に好きなんですね。

 

主人公はライター、ふざけて架空のレコードの記事を書くことから話が始まります。チャーリー・パーカーのありもしない作品の記事を、非常にそれらしく書く。

 

音楽雑誌の編集長も疑いなく、その記事を載せて雑誌を販売してしまうんですね。

 

ところが数年後に、ニューヨークのレコード屋でそのレコードを見つけるというのがこの話。自分が作ったありもしない架空のレコードが、なぜか現実に。。。

 

僕はこの短編の不思議な味わいが好きで、コーヒー片手に読んでいました。人生でも、嘘が本当になるとか、ひょうたんから駒みたいな話はあるかもしれない。

 

都市伝説だと思っていたら、ところがどっこい本当でしたみたいな。

 

その時に、ふと思ったのです。

 

僕も幻の企画を立ててみたら、もしかすると、現実になるかもしれないな

 

まぁありえないのですが、ワクワクする気分はあります。幸い僕はブログを持っているので、発信する場所はありますし。

 

とはいえ、何を書くか、、、、と悩むかいなか、すぐに脳内に答えが出てきました。

 

架空のメンズエッグの復刊案を書いてみよう!

 

2013年に廃刊になったメンズエッグ、僕の青春のメンズエッグ、あぁ今こそ再び。ダメでもともと、書くだけ書いてみよう。

 

men's eggの素晴らしさとは!?

ギャル男には、今この瞬間しか存在しない

 

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メンズエッグはファッション雑誌です。しかしそれ以上に、文化を生み出した雑誌とも言えるのです。

 

ギャル男という新人類を生み出した、この功績はあまりにも偉大。

 

派手な髪型に整え、個性的な柄使い、色使い、サイジング、アクセサリー、使えるものを使って、唯一無二に存在になろうとする歌舞伎者たち。

 

ただ今の瞬間を楽しむことのみに、全神経を注いでいた若者たち。こういう存在を肯定したのがメンズエッグだったのです。

 

毎月14日に発売されていて、書店やコンビニできちんと購入していました。13日の夜はワクワクでしたよ。

 

明日メンズエッグの発売日やん!

 

って。憧れの読者モデルのたけぞーとかゆっきーとかかずちぇるとか、今回はどんなファッションをしているんだろうとか。次はどんな髪型が流行るんだろうとか。

 

メンズエッグ、総合エンターテイメントコンテンツ

 

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見た目だけでなく、ライフスタイルも定義してくれていたんですね。少しピンクな企画やおバカな企画もありました。

 

ギャル男に向けた総合エンターテイメントコンテンツがメンズエッグだったのです。

 

「これさえ読んでおけばOK」というような安心感を醸し出している雑誌だったんですね。

 

今そんな本ってありますか?ビジネス本でも、その一冊で全てが解決する本ってないですよ。

 

まるで化粧水と乳液もセットになっているオールインワンパックのクリーム。そんな本は地球が始まってから、メンズエッグしか出ていません。

 

men's egg復刊号の目次はコレだ!

モデルインタビュー

 

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復刊号はまずはインタビューからスタートです。今はどのようなライフスタイルを送っているのか、どんな仕事をしているのか、どんなファッションをしているのか、こんなことを聞いていきたい。

 

インタビューするモデルは、澤本幸秀、田中大地、山田ジェームス武、、、と続く。ここでインタビューするモデルはすでに決めています。

 

休刊前の最終号の冒頭で、その当時人気があった読者モデル10名ほどにインタビューをしていたんですね。メンズエッグの思い出について語っていたんです。

 

復刊号では、最終号でインタビューしたモデルに、もう一度インタビューをするところから幕を開けるのです!これは燃える!!

 

このスタートで燃えないやつは男じゃない。いや、違うな。燃えないやつはギャル男じゃない!

 

我ながら素晴らしい円環構造です。 空のアップで始まり、空のアップで終った、あのトイストーリー1〜3を思い出しすらしますね。

 

聞かせてくれ、読モたち!2013年からどんな人生を歩んできたんだい??

 

今年のオススメファッション

昨今のファッション誌は、没個性的である

 

 

ファッションの話をしましょう。何ていったってファッション雑誌なのだから。

 

近年のファッション雑誌を見ていると、確かに紹介されているファッションは確かにオシャレなんです。ただ没個性的な気もします。

 

昔はバンドTシャツとか、レオバード柄の服ばかり着ていた自分が、すっかり今では無地ばかり。長い年月を経て、僕の中の毒もすっかり抜けてしまいました。

 

良くないデトックスです。あの頃のギラギラした気持ちを取り返さねば。きっと僕以外の元ギャル男の方も、落ち着いたファッションをしているのでしょう。

 

そんなのではいけない、尖ろうではないか、今一度。「堅い仕事にはきっとついていないんだろうな」と思わせよう、改めて。

 

他にも数ある中でも、特異な立ち位置を獲得していたメンズエッグらしいファッションを提案してほしい。もともとメンズエッグは、あるファッションを掘りまくるというものではなかった。

 

ギャル男という旗のもとに集っているけど、ファッションの系統は様々。ストリート系の人もいれば、美容師っぽい恰好もあり、ロックテイスト、アメカジもいた。

 

ダンスと一口に言っても、ポップとかハウスとかロックとかクランプとか、その中には色々なジャンルがあるのと同じ。

 

僕自身もメンズエッグを読んで、「こんな種類のファッションがあるんだ」と知った。そんなファッションの入り口となってくれる存在だったのです。

 

スニーカーにハマったのも、読者モデルの柏木龍さんに憧れたからだったし。

 

スカジャンブームを再燃させたい

 

to do

 

というわけで、無難な服装のコーディネートは紹介しない。それは他の雑誌にやってもらう。大人なバランスにしても、どこかに柄を入れたり、色を挿したり、プリントを入れたり、差別化を図る。

 

「誰かと被りそうだけど、実際には誰とも被っていない」くらいのラインを目指す。個人的には、もう一度スカジャンを流行らせたい。

 

読者モデルのかずちぇること太田和樹さんが一時期よくスカジャンを着ていたんですね。それに憧れて僕も購入、めちゃくちゃ着た。

 

スカジャンって実はかなり丈夫で、どれだけ着用してもへこたれない。機能性も折り紙つきなんですわ。ただ僕の愛用のスカジャンは、全体が金と黒で、背中に大きなスカルが何体もいるデザインでした。

 

今じゃ着れない・・・

 

こんなの身にまとって、外歩けない。ただもう一度着たい。というわけでメンズエッグが先駆けとなって、令和のこのタイミングでもう一度スカジャンブームを起こす。

 

渋谷はスカジャンの若者で溢れる、ギャルもスカジャンを着る。ユニクロやGUでも、スカルのスカジャンが出る。

 

人気アーティストの楽曲の歌詞の中で「君のスカジャン」的な歌詞が出現する。ハイブランドからもコテコテのスカジャンが出る。

 

しばらくすると、古着屋でヴィンテージのスカジャンをディグりだす猛者も出てくる。こんな未来は近い。

 

ヘアカタログ

 

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メンズエッグで人気の読者モデルになるのに必要な要素は2つある。

 

ファッションブランド「Bonds & Peace」を立ち上げた読者モデルひっちこと引地敬澄さんはかつてそう語っていた。

 

その2つとは、ファッション、そして髪型。いかに読者が憧れマネしたくなる髪型を提案できるかが重要。

 

というわけで、かつての読者モデルの方々に、「自分が思う今一番イケている髪型」を紹介してもらう。というか読者モデルの今の髪型の紹介でもOK。

 

昔みたいにワックスでツンツンと立たせて、盛りまくるというようなことはないとは思う。2000年~2010年の頃の様に、派手な色やメッシュもないとは思う。

 

今の時代にあった新しいギャル男、そうネオギャル男の髪形を提案してもらう。

 

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というか、提案して下さい。今回もちゃんとマネするから。。。

 

ページが余れば、読者モデル達のおススメのワックス、シャンプー、ドライヤーを紹介してもらおう。こういう情報は、メンズエッグっぽくて良い。

 

初めてメンズエッグを読んだときは、読者モデル達がワックス複数個を、混ぜて使用していたのを見て驚いたっけ。

 

ブレンド米とかブレンドコーヒーは知ってたけど、ブレンドワックスもあるのかって。コロンブスの卵的な驚きだったな。

 

一般人をコーディネート&新・読者モデル発掘

 

 

休刊からもう7年以上、読者モデルや読者もその分大人になりました。普通に考えてメンズエッグモデルで10代はいない。

 

新しくムーブメントを起こすには、若い力が必要だ。ということで10代後半~20代前半のモデルの発掘をしたい。こうしないと次に続かない。

 

読者モデルの弟とかが出てくるとなお良い、マンガっぽい展開で非常にアツい。かつての読者モデルの息子さんが来ても燃える。ジャンプマンガで活躍しているキャラはたいがい血筋。

 

ここで内緒で僕も参加させてもらおう、28だけど。SNSで人気の人を据えるというよりかは、ここで才能を発掘して、そこからSNSで人気を出したり、インフルエンサーになっていく流れが望ましい。

 

考えるとわくわくしてきた!

 

令和になった今だからこそ、あえてM字バングみたいな青年が出てきてほしい。前時代的過ぎて、逆に新しいみたいな。

 

そんなんが出てきたら、襟足までツーブロックにしている僕でも、さすがに襟足を伸ばしだすかしれない。

 

襟足の毛を毎日ヘアアイロンで外ハネにさせて、毛先で遊ぶかもしれない。そう言えば、「毛先で遊ぶ」って英語でなんて言うんだろう。

 

ここでの遊ぶは「play」で合っているのか、難しい。ギャル男に英語は難しい。僕たちが知っている英単語は2つだけ。

 

「men」「egg」だ。これさえ知っていれば、渋谷をサバイブできる。全く何の問題もない。

 

ストリートスナップ

 

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https://gamp.ameblo.jp/mens-scramble/entry-10322677266.htmlより引用)

 

ストリートスナップ、通称ストスナ。読者モデル、ショップ店員、オシャレなギャル男のコーディネートを掲載しまくるあの企画。

 

メンズエッグと言えば、ストスナ。生まれも育ちも関係ない、ただイケていれば掲載される実力主義の世界。

 

そして僕は載ったことがない、いついつに渋谷とか大阪アメリカ村で行われるとか、そういうのもよく知らなかった。

 

昔の棒から僕からすれば、メンズエッグは読むもので、憧れているもので、自分が登場するという発想も全然なかった。今思うと惜しいことをした、トライだけでもすべきだったのだ。

 

タイムマシーンにのれたら片思いで終わってしまったあの子に思いを伝えにいくのに、と同じ様な後悔。今回は載る。

 

ストリートスナップは10ページほどページを設けておき、そのうちの1ページは俺!!そう、俺がここで登場するのだ。復活の口火を切ったんだ、これくらいの役得はあってしかるべき。

 

前日には小顔マッサージとか行くことにしよう。僕によいしょしてくれたギャル男の人は、優先的に載せることにしよう。

 

読者モデルのお部屋チェック

 

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自粛期間ということもあり、家で過ごす時間は増えています。ということで、読者モデルの部屋を紹介コーナーをしましょう。

 

読者モデルの部屋を紹介するというのは、これまでもずっとあった企画で、これだけで特別号が出ていたこともありました。

 

今が最も世の中がオシャレな部屋情報を必要としている時期、ここで紹介せずしていつ紹介するのだ!?

 

部屋の間取り、全体の写真、クローゼットや水回りなどのスポットの写真、最寄り駅とそこまでの時間、家賃、居住年数くらいを一人につき、1~2ページにまとめます。

 

部屋の決め手と、一人暮らしにおススメアイテムBest3くらいまで紹介してもらいましょう。

 

そして渋谷のギャルモデルの部屋を、読者モデルの何名かが物色するというイジリー岡田的なこともしてほしい。

 

あえて下品で低俗なこともやってみてほしい。品のなさで差別化を図るのも何とも言えませんが、需要はきっとあるはず。

 

渋谷でZEEBRAにラップを学ぶ!

 

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渋谷は文化の中心地、ファッションだけでなく他のカルチャーの発信地でもあるんですね。他にも渋谷が大きな意味を持っている分野としては、日本語ラップ。

 

2013年にメンズエッグが廃刊、僕が日本語ラップにハマったのはたしか2014年頃から。どちらも渋谷が重要な場所という共通点を持ちながらも、僕の中では被ることはなかったんですね。

 

だから今こそ、メンズエッグと日本語ラップをくっつけたい。読者モデル全員でラッパーのZEEBRAに弟子入りして、ラップを学ぶという企画を実現したい。

 

これまでの読者モデル人生とか、その後の生活とか、これからの渋谷とかそういうことをリリックにしてもらう。

 

「おれは渋谷生まれ メンズエッグ育ち 109メンズ館は 週7回」みたいなラインも多分出てくる。

 

渋谷のファッション文化と音楽文化が今こそ解け合うのだ。いつかフリースタイルダンジョンも復活する。

 

そして審査員にメンズエッグの読者モデルが呼ばれる。そんな未来もきっとくる、気が◯うほど、信じ続けるクルーが僕らなのだ。

 

まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • 架空のメンズエッグ復刊号の案を考えてみた
  • メンズエッグは、ギャル男の総合エンターテイメントコンテンツだったのだ
  • インタビュー、ヘアカタログ、部屋紹介、ラップ講座など、これらが復刊案だ

 

もう休刊して久しいけれど、終っちゃいない。僕の心の中でまだまだホットなメンズエッグ。最初に読んで衝撃をくらった日から、僕はなんにも変わっちゃいない。

 

時代は変わって、流行は変わった。ただそれでも元ギャル男たちは心に炎をともして生きているのだ。

 

そして次世代のギャル男候補達は、今日もお気に入りのファッションで身を包んでいるのだ。

 

世界に元気がない。日本に元気がない。何かしらのカンフル剤が必要なんです。荒療治でいきましょう、メンズエッグを復刊させるのです。

 

嘘が本当になるのか、幻が現実となるのか。この記事がただの記事で終るのか、未来を作るのか。神のみぞ知る。ギャル男、元ギャル男、全てに幸あれ!

 

ではでは!

  • この記事を書いた人

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関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

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