300回。新卒で会社に入り、3年経ちました。大体3〜4日に一回は「会社辞めよう」と思っていました。つまり、今までに300回は会社を辞める意思を持ってきたことになります。
ですが、何とか辞めずに今まで勤めてこれました。世間で言うところの「とりあえず3年」はクリアできたわけです。 これでちょっと気は楽になりました。だって、転職活動をしても会社の在籍年月でマイナスを食らうことは避けられそうですし。
新卒の方の多くが、希望一杯で入社したのに、しばらくすると「辞めたい」と感じるのではないでしょうか。正直言いますが、「辞めたい」と思って当然なんです。その気持ちを変にごまかさずに、折り合いをつけてやっていく方法を紹介します。
・今の会社を辞めたい!
・入社したばかりだけど、もう辞めたい気持ちが芽生えている・・・
という人にむけて書きました。
会社は辞めたくなるものだ
少し親近感を持って頂きたいので、まずは僕の話をします。読み飛ばして頂いても構いません。思えば、内定をもらいその後同期と顔合わせをしたのですが、この時点でしっくりこなかった。同期と仲良くなれないので、これはこの会社長続きはしないだろうなと感じたのは覚えています。
そして、大学を卒業し、泊まり込みの新入社員の研修に参加。その時に、春ではなく、秋に卒業した同期がいました。その同期は卒業と同時に入社していたので、僕よりも半年早く入社していたわけです。
研修の間に、妙な噂が広がりました。その同期は猛烈にブラックで働かされているらしい・・・その同期以外、みんなまだ配属もされているわけでもないので、実際の会社のフロアの事情は知りません。 恐怖は募ります。。。
とある研修で、その同期と席が隣になりました。ここだ!僕は、ビビりながら彼に質問したのです。
めっちゃブラックに働いているって聞いたけど、実際そうなの?
先週は一番遅い日で、深夜4時に会社出たかな・・・
(終わった・・・)
いや、もう夜勤じゃねぇかよ・・・朝から来てその時間まで・・・この瞬間僕の中のキラキラしたものは完全に消えました。自分の中で、不思議な程熱が冷めていくのが分かったのです。(後から知ることにはなるのですが、その同期の部署が最もブラックな部署で、その時期が一年で最も繁忙期だったらしいのです。僕は結局日を跨ぐまで会社にいたことは一度もありません、結果的に)
そこまで残業してまで仕事はしたくない、自分の性格的に遅かれ早かれそのうちに会社を辞めることになるだろう、そんな気がしていました。つまり、僕は他の新卒社員とも違って、最初の時点から全く希望がなく社会人生活をスタートすることになったのです。
仕事の中で熱中できるものを1つ見つけよう!
実際に部署に配属されてからもやはり辞めたい気持ちは募ります。これはある程度みんなそうではないでしょうか。
理想と現実のギャップ(僕は理想は全くなかったのでここは関係なし笑)、職場の人間関係、今までにない理不尽さ、会社の中のどうしようもない人間関係、自分の業務に興味が持てないなどなど。僕も、被害妄想が強い女性からずっとトラブルを受けていましたね。笑
その中で、僕も会社を辞めたい辞めたいと定期的に感じていましたね。その中で、思いついた対処法が、「仕事の中で1つでいいので熱中できるものを見つける」ということ。
している業務全てに興味とやる気が持てるのが本当は理想ですが、それって結構難しい。かと言って、本当は好きでもない業務を無理矢理好きだと思い込もうとするのも精神的におそらく危険。
している業務で何か1つしていてそこまで苦ではないものを見つけるのがベターです。僕の場合は、Excelでした。社会人になるまで、全然使ったことはありませんでした。
しかし、日々業務で使い、関数や機能を少しずつマスターしていくのは楽しかった。地道にレベルアップしている実感を得るのは性にあっていたんです。汎用性の高いツールなので、転職の際にも有利と聞き、Excelを会社で使っている時間はそれほど苦ではありませんでした。
他の業務には興味はなかなか湧かず(今でこそ興味があるフリくらいはできる様になったのですが)。でも、していて苦じゃない業務が1つあると会社にいる時間のストレスは全然違います。
- 打ち合わせなどの人との折衝ごと
- 企画書を書いている時間
- パワーポイントを作っている時間
- 社外の人との電話対応
- 伝票処理
何でも構いません!
仕事のやり甲斐だけをモチベーションにしなくても良い
仕事以外にも目を向けてみましょう。僕は昨年意を決して、転職エージェントの方に始めてお会いしました。
ここで印象的だった話が、転職理由は仕事内容以外でも構わないと言われたこと。
- 週休2日にしたい
- 休みの日は、土曜日と日曜日が良い
- 残業を減らしたい
- 有給休暇をいっぱいとれる会社が良い
- 残業をちゃんと申請できる会社が良い
などなど。業務内容と一切関係なくても、転職の立派な動機になり得るそう。僕の会社はモチベーション高く仕事をしている人や、仕事を生きがいにしている様な人も多く、視野が狭くなっていました。
家賃を払い、光熱費を払い、食費を稼ぐ為に割り切って働く。そして、プライベートを思いっきり楽しむ。こういった働き方でもOKなのだと転職エージェントの方は仰っていました。
仕事はあくまで、お金を稼ぐ手段と思ってOK!
割り切った方が続けられる人も多いかもね
仕事以外のモチベーションも結構あるもの
じゃあ、僕自身はどうなのだろうと考えました。就活時代に内定を5,6社もらい、何で決めたか。 思い返せば、迷わず平均年収が最も高い会社を選んでいました。
つまり、自分は人間関係などよりも、まずはお金を指針にして会社を決めたのです。その甲斐あってか、同世代の友人に聞くと比較的貰っている方でした。人間関係はトレードオフでしたが。笑
僕には好きな物がいくつかあって、そこにはお金をかけたいんです。逆に言えば、それ以外には必要最低限でOK。
- ファッション
服・スニーカー・自分がオシャレなライフスタイルを送れそうだと感じるもの - 音楽
CD代、ライブに行く費用 - 映画
- 本
- 旅行などの未経験なものへの体験費用
これは自分がお金を使いたいこと一覧。つまり、お金を基準に選んだ会社で稼いで、そのお金を自分の好きな物に使う。これでいいやん!
僕から言えることとしては、
仕事は仕事と割り切る。そして、その給料で本当に楽しいと思えることをするのも1つの方法!
まとめ
最後に、この記事をまとめます。
- 様々な理由で「辞めたい」と思うのはある種当然!
- 仕事の中で1つだけでいいので、「していて苦じゃない」ものを見つけよう!
- 仕事以外にモチベーションを見つけるのもOK!
- 仕事は割り切って耐える。そして、給料で本当にしたいことをするのも1つの選択肢!
最初のうちは過度の期待を持って挑んでしまい、疲弊してしまうもの。本当に自分が望んでいるものが何なのか、どういうライフスタイルを送りたいのかまで考えると前向きに望めるはずです。
ではでは!