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ギャル男を卒業して思うこと!読者モデルは若さだけを売りにしては行けない、人生のピークを20代で迎える危険性とは!?

2020年5月7日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

僕はギャル男でした。卒業したのは、2013〜4年頃、この時期僕の心のバイブル「men's egg」が休刊したんですね。雑誌自体は家での大掃除の際に、ほとんど処分したのですが、気に入っているページの切り抜きなどはクリアファイルで保管しています。笑

ゴールデンウィークで奈良の実家に帰省。その際に、久々に切り抜きを熟読。ここで、驚いたのが当時隆盛を誇っていた読者モデルやショップ定員がことごとく現在では無名であること。

「若い」ということで人生は往々にして得をします。しかし、その「若さ」が失われた時こそが本当の勝負なのです。人気商売とは恐ろしい世界だ・・・

・ギャル男って何なの?
・読者モデルって、その後何をしているのか気になる!

という人にむけて書きました。切り抜きコレクションの一部がこちら。笑

今週のお題「カメラロールから1枚」

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メンズエッグとメンズナックルと読者モデルと

ゴールデンウィークで奈良の実家に帰省。外出自粛中ということもあり、おとなしく実家で東京の家に持って行くものを整理していました。

部屋を整理していたら、年齢が一回り上の従兄弟が僕が小学生の時にくれたドラゴンボールのフィギュアを発見。なかなかのクオリティ。

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新居にはフィギュアを飾っているので、これは持って帰ろっと。と少し話が脱線。笑

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その中で見つけたのが、雑誌「men's egg(メンズエッグ)」「MEN'S KNUKLE(メンズナックル)」の切り抜きをまとめたクリアファイルを発見。懐かしいいいい、青春や・・・右がメンエグ、左がメンナクです。

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「men's egg(メンズエッグ)」は2013年の秋頃に休刊。雑誌で休刊と言うと実質廃刊なのですが。。。数年前に一度だけ復刻版を発売したっけ。men's eggは比較的カジュアル路線、アメカジが根幹にあるというのも大きな理由かもしれません。

men's eggはファッションをメインに据え、読者モデルのライフスタイルを紹介していました。読者モデルの多くは109メンズ館のショップ店員でした。詳しくは過去記事をご覧下さい。ブログ開設初期に書いた記事で、未だにアクセスを集めている記事です。笑

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一方、「MEN'S KNUKLE(メンズナックル)」は現在も発行されています、毎月24日書店に行けば読めるという。扱っている書店も限られているかもしれませんが。しかし、僕の意見ですが、今のメンズナックルは完全に別物。

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2011年に読み始め、2014,5年頃までちゃんと購読していました。元々はメンズエッグと似たテイストで、ファッションをメインに据えて読者モデルのライフスタイルを紹介していました。ここで違うのは、読者モデルにホストがいたこと。ショップ店員、バンドマン、ニート(読者モデルをしていてニートなのかは疑問ですが笑)、フリーター、クラブのDJなどが読者モデル、ヴィジュアル系バンドの方もいましたね。

中でも、印象的だったのが全国の高校生でコンテストを行い、雑誌上で人気投票を行い、読者モデルを決めるという企画。「MKB(メンズナックルボーイズ)」という時節柄、非常にこすっているネーミングだったのも良い思い出。笑

メンズナックルはホストの方を起用するのが、メンズエッグとの大きな違い。ホストの方でルックスに華がある方も多く、入れ替わりが激しい競争社会でした。せっかく1位になったMKBの高校生も2ヶ月で見なくなるみたいなことも茶飯事。笑

しかし、2010年代中盤くらいから少し色合いが変わってきます。昔は、渋谷・新宿のライフスタイルを提唱していました。「女の子をいかに口説き、ベッドまで持ち込むか」みたいな攻めた企画をしていたのが、「彼女がおならをしたらどうやってフォローするのか」みたいな眠たい企画に変わってしまったり。読者モデルが全てホストに変わってしまったり。様々な変革を遂げて、今ではホストの情報誌の様になってしまったのです。

ちなみに、2019年のM-1で一気に人気物になった芸人「ぺこぱ」。ボケのシュウペイさんは元ギャル男だそう、ラジオで言っていました。

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今最も目が離せない芸人ですね!笑

20代でピークを迎える読者モデルたち・・・

切り抜きを見て思ったのが、2点。

  • 人の入れ替わりが非常に激しい。
  • 現在見る人はほとんどいない。たいがい消えてしまっている。

一時の人気者にはなっていますが、現在は全く見ない読者モデル達。メンズエッグの読者モデル(トップのみ)は過去記事を見ていただければありがたいのですが、自分でバーを経営したり、俳優になったりと様々。ですが、読者モデルの頃がピークだったという印象は拭えず。

一方、メンズナックルは本当に悲惨。(めちゃくちゃ失礼な言い方ですが)雑誌に載っていた時よりもピークを更新しているのは多分この2人くらい。

美容師の松本拓馬さん。誌面に出ていたときも人気美容師でしたが、今やカリスマ。TV番組も多数出演、東京を代表する美容師の1人。

f:id:BitCorleone:20200506101422j:imagehttps://www.wasedabiyo.ac.jp/employment/graduate03.php

そして、ホストの櫻遊士さん。雑誌に出ていた時もイケメンではありましたが、人気は今とは雲泥の差。ネオホストというホストの新たなジャンルを開拓。短髪で服装もカジュアル、体も鍛えるというスタイルを提示。ホストの世界にパラダイムシフトを起こしました。

f:id:BitCorleone:20200506105243j:plainhttps://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/neo_hosuto_01/ 

本当にこの2人くらい。(ホストの桐生レイラさんもかな)残りの方は、ほぼ全てメンズナックルで活躍していた時がピークだったのではないかなと。。。

  • 「このブランドの服が最高。このブランドに骨を埋めるよ」と豪語していたカリスマショップ店員。今ではそのブランドはもうない。
  • 「自分の惑星的なブランドをいつか作りたい」と語っていた人気モデル。全く今では見ない。(SNSを検索してもヒットせず)
  • 「いつか武道館でライブするってマジで思ってるから。」と思いを述べていたヴィジュアル系バンドマン。その後、バンド解散、新しいバンドでも同じことを表明、しかし現在はSNSでも見当たらず。

時の流れは恐ろしい。。。

「若さ」は恩恵だが、頼りすぎるのは危険(実体験含む)

この現象というか現実をもっと普遍化すると、「若さに甘んじてはいけない」ということになるのでしょうか。

僕も2012年、メンズナックルに傾倒しまくっていた頃。友人に誘われバーでバイトをしていた時期がありました。これはこれで色々な経験・体験があったのでいずれ別記事にしたい。(ニューハーフの店なども多く出ている地域で、生活圏内でない方にも多く会いました。笑)

その時に、感じたのは「若いというだけで受ける恩恵は大きい」ということ。大学や、バイト先で同年代と過ごしていては得られない実感でした。20歳半ばに入るくらいまでは、若いということで経済的価値があります。水商売にしても、読者モデルやインフルエンサーといった人気商売においても。

僕も何か技術やスキルがあったわけでは毛頭ないですが、若いというだけでお金をかけてもらいました。大学のサークルの女の先輩がガールズバーで働いていました。その先輩も常々言っていました、「若いということはそれだけで価値がある」と。

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これはこれで良いことだと思うのですが、怖いのがその若さが消失した場合。読者モデルの方々はめちゃくちゃ人気者、「若い」というパワーが人の数十倍強い人達だったと思うのです。これはもちろん見た目も含めて。

僕の経験や、メンズエッグやメンズナックルを見て思ったことがあります。それは、特に男性において人生のある時期を越えると見た目は金にならないということ。あったとしても、「見た目」+「知恵・知性」or「スキル」とならないと意味はないのです。

ファッションデザイナーや、俳優は見た目を作り出し、デザインスキルや演技力を乗せないといけません。見た目が良いというだけで、経済効果を生み出せる男性はおそらく20代の間まで。

つまり、若さと見た目の良さだけを売りにしていた読者モデルはことごとく消えてしまったのです、悲しいかな。松本拓馬さんも櫻遊士さんも、見た目にプラスできる付加価値を高め続けたからこそ生き残っているわけです。

若さが無くなったら何が自分に残るのか・・・

まとめ

人生のピークを20代に持ってくるのは、長い人生で良いことはない。スポーツ選手くらいしか辻褄があわない生き方です。

若いうちは、それだけでお金になりますが、いずれ間違いなくなくなるもの。毎日何かを積み上げて行きましょう!そうすることが、人生のピークを維持する唯一の手段なのかもしれません。

「若さ」はいつか消える。年月が経つほど、実る物を見つけよう!

 ではでは!

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