コラム

奨学金は現代の呪い!?奨学金とどう向き合うべきか考察

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

久しぶりに会った先輩が言っていました。
「会社は嫌だ、だけど奨学金返済するまでは続ける」と。

大学生で実際に奨学金をもらっていた時よりも、社会人になって返済する時の方が奨学金について頭を悩ませる方が多いのではないでしょうか。
ありがたいことに、僕は奨学金なしで大学に通えていました。

国公立の理系に通っており、学費は年間約50万円と、比較的安かったのです。
あと、両親共に働いていて、両方がそれなりのポジションについており、裕福でした。

この点は、両親には感謝してもしきれない。

社会人になって、周りの同期・先輩の話を聞いたり、専門家の話を聞く機会が度々。
生きていく上で、避けては通れないお金の話。
奨学金とは縁がなく、ある意味フラットに見ることができる立場の自分が考えていきます。

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奨学金の現状

 以前見たマイナビの情報では、平均返済額は約300万円、返済期間は16年間だったはず。
社会人になった途端、300万円の借金でスタートは確かに厳しいですね。
返済し終わる頃には、40歳なのか。。。

約300万円を16年で返済ということは、月々約1万5000円ってとこですかね。
あくまで平均、月々の返済額がもっと大きい人もいるはず。

学費は私立文系で学費年間約100万円、私立理系で年間約150万円くらい。

私立理系で院まで通い、半分奨学金で通った場合は、
150万円×50%×6年=450万円

うーん、450万円借金は気が重いだろうな、、、

薬学部や医学部などはもっと学費高いでしょうし。

大学に通わないという選択肢も・・・

そもそも、「大学全入時代」なんて言われていますよね。
偏差値がある程度であれば、大学入学という選択肢が当たり前になっているというか。

企業の募集要項にも、「4大卒」って書かれてますし。
もう「大学なんて行って当たり前」というのが世の流れなんですよね。
まぁ、やはり認識としては、「大卒」という国家資格を数百万円と4年という歳月をかけて取得してるって感じ。

僕も最近少し夢想するもので、高校生で進路考えてた頃に戻ったとします。
「数百万円というお金と、4年間という時間あげるから何か興味あることしなさい。」って言われたら面白そうだなと。
「大卒」という肩書は手に入りませんが、色々できそう。

世界一周する、朝から晩まで株をやりこむ、興味のあることをとことん勉強するなどなど。
妄想が広がりますね。

何となく大学に行くというのは良くないのかもしれません。
目的意識がなければ、とことん好きなことに打ち込んでみれば、新しい展望が開けそうな気もします。

とは言え、なかなか難しいのかもなぁ。

専門家から聞いた話

専門家から聞いた話
これは、教育支援団体の方の講義を聴いた時の話。
NPO法人を経営している方でした。

親の年収問題

親の年収により、子供の学力はほとんど決まっている!

具体的な金額は忘れましたが、年収の上位何%かの家と下位何%の家を比較。
すると、収入が少ない家の子供が毎日3時間勉強しても、毎日全く勉強していない収入が多い家の子よりも偏差値は低いそうです。
せ、切ねえぇぇ。
聞きたくなかった。 

日本の制度は遅れている

他にも、興味深かった話。

世界の大学を以下で分けます。
・学費が安い国or高い国
・奨学金制度が発達している国orしていない国

2×2の4パターンですね。
一番良いのは、「学費が安い×奨学金制度が発達している」
一番悪いのは、「学費が高い×奨学金制度が発達していない」

日本は唯一「学費が高い×奨学金制度が発達していない」との様です。
うーん、これ結構しょっぱいな。。。

僕の結論

実は僕、大学の時に留年しているんですね。
必修単位を落としてしまい、3回生を2回しているのです。

この時、初めて自分の学費を意識しました。
本来払う予定のない金額を親に払わせてしまったとかなりかなり凹みました。
いや、凹みますよ、マジで。。。

ここまでお金と向きあったのは初めてだったかもしれません。

「自分のこの1年間には高いコストがかかっている!」という危機意識。
では、この1年間に何が自分にはできるのか、色々考えて、プログラミングの勉強・TOEICの勉強・読書をすることにしました。
本も昔好きでよく読んでいましたが、大学生になってとんと読まなくなりました。
時間あるし、ちゃんと知恵をつけよう。
身銭を切って本を買い、熟読を繰り返しました。

苦しい1年ではありましたが、この期間で自分が大きく成長できたのも事実。

そんな僕が言えるのは、「多額のお金がかかっている」というプレッシャーは学びを加速させるということ。
停滞を許さないマインドになります、止まったらダメだというハングリー精神が芽生えます。

奨学金というある種の枷を自分にかけることで、本来以上の粘りを引き出されるのではと思います。

 

お金の心配なくちゃらんぽらんに過ごせる大学生
自分で身銭を切って、大学生活を自覚して行動している大学生
どっちが成長するかは、字面で一目瞭然ですよね。

経験ない僕が言うのも、非常におこがましいですが、人間が真に成長するのは厳しい環境に置かれた時かなと!

ではでは!

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