近年、アンチエイジングという言葉をしばしば耳にします。
見た目の若さはいつでも人の大きな関心ごとの一つなんですね。
ですが、心・内面の若さということはそこまで言及されていない様に思います。
世の中では「外見より内面」というフレーズが行き渡っているのにこれっておかしいような。
今回は心の若さについて考えていきます。
飢餓感を持とう
僕は自分で言うのもなんですが、心が若いつもりでいます。
というか幼いと言ってもいいかもしれません。
嫌なことでもちゃんとしているし、不平不満も言っていません。
僕が20歳の時に買った本田健さんの「20代にしておきたい17のこと」という本。
(もうかれこれ6,7年の付き合いになるのか・・・笑)
ここでこの17個のうちの1つに「大好きなことを見つける」という物があります。
概要を言うと、
20代以降に見つけようとしてもなかなか上手くいかないので
しかし、しかし!
20代半ばになると、段々この本で言っていたことの真意が分かってきました。
本を読むのは好きだし、音楽を聴くのはワクワクするし、CDもついつい買ってしまうし、映画も鑑賞しない人生なんて考えられません。
何となく好きくらいでは、実は大人になるにつれ、年々どうでもよくなってしまうんです、きっと。
「このままでいいや」、「毎日忙しいし」などと感じているのではないでしょうか。
現状を変えるのは面倒くさいしって。
前髪のセットが気にくわなかったりしただけで一日不機嫌になったりした方って多いんじゃないですか?
これを成長と言っても良いですが、「心の老化」とも言えます。
昔はあんなに気になっていた物が段々どうでも良くなって、そうやって人は年を重ねていくんじゃないかと。
飢餓感を持つ為には
現状に満足しない
不思議と身の回りで仕事ができる人ほど、私生活はコンサバだったりします。
仕事ではあんなにも、新機軸を打ち出しているのに、人生そのものに新しい変化をおこそうとしないのです。
口癖は「何か面白いことないかな」(言い過ぎて周りの人に注意されたこともあります)、バンジージャンプだったりスカイダイビングなど身の危険を感じるアクティビティが凄い好きです。
とにかく同じことの繰り返しが死ぬ程嫌なのです。
周りから奇異な目で見られることもしばしばですが、「刺激のない人生でも楽しいかも」と思い始めた瞬間から、僕の心の老化が始まるんです、きっと。笑
大好きなものは「心の磁石」が教えてくれると。
この磁力は意識しないと年々弱っていく物なのです。
好きな物に身銭を切る
一晩語れるくらい好きな物ってありますか?
多分20代半ばですぐに「YES」と言える人は実は少数ではないでしょうか。
持論なのですが、年齢を重ねると目の色が変わるくらい熱中できることって段々見つかりづらくなります。
ここで、「そこそこ好きな物」を「一晩語れるくらい大好きなもの」にする手段が一つあります。
それが「身銭を切って、好きなことに投資すること」!
近年無料コンテンツが増えています。
無料のコンテンツで享受した物は得てして「そこそこ好き」どまりになりやすいのです。
「そこそこ好きな物」がある人は身銭を切ってどんどん深堀りしてください。
言い換えれば、こだわりを持つに至って下さいと言えるかも。
まとめ
高杉晋作は「面白きことなき世を面白く」と言いました。
ビールを美味しく感じれるようになるのが、舌の老化である様に。
ではでは!