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社会人の資格勉強は、面倒くさい。資格をとっても意味がない。社会人と資格勉強に関して考えてみた。

2021年7月7日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

社会人になって初めて資格試験を受けました。難易度はそこまで高くない試験でしたが、なんとか合格。テキストを買って独学、勉強期間は1.5ヶ月程度でした

 

まぁ言ってしまえば、たった1.5ヶ月なのですが、

 

資格勉強は面倒くさいし、しんどかった・・・

 

ってのが本音。社会人になって資格勉強が初めてだったのですが、思っていたよりも面倒くさい。しかし思っていたよりも、意識すれば時間が捻出できるという学びも得ました。

 

弁護士資格、公認会計士とか泣く子も黙るどころか満面の笑顔になる級の資格はさておき、資格自体に意味がない場合も結構あるんです。

 

資格試験はある種無駄、でも得るものがないわけではない、これが資格勉強を終えた今のところの感想ですね

 

読者
・社会人で資格試験を受けるか悩んでいる
・資格試験って受けた方が良いの?

 

という人にむけて書きました。

 

記事の前に自己紹介

 

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成

 

社会人になって今まで資格試験を受けたことがない

仕事のことを勉強してこなかった

 

 

おそらく恥ずべきことなのだとは思うけど、社会人になって全く資格勉強をしてこなかった僕。就活生になる前に、TOEICは受けた。内定者の時期に会社から指定された資格は受けた。

 

おそらくそれ以来全く資格勉強はしていない。調べてみると、なんと社会人の6〜7割は自発的に勉強していないんだとか。僕は完全にこのパターンですね

 

必要に応じてとか、急ぎの業務でこの知識が必要みたいな時は勉強しますが、それ以外はなかなかと言った感じ。

 

ビジネス書は継続して読んでいますが、仕事に活かすと言うよりも人生を楽しくする目的で読んでいますし。

 

仕事終わりや休日に仕事に関する勉強をする習慣がない僕。意識の低さもさることながら、そもそも受ける必要もこれまでありませんでした。

 

これまで会社の業務で受けろと言われたことがまずありませんでした。そもそも仕事に関係する資格ってなんかあったんかいなってレベル。

 

そもそも資格といってもピンキリで、意味のある資格って難しいし労力もかかる。

 

受けても一部しか受からないからこそ、弁護士は輝く。なかなか合格しないから、公認会計士は威張れる

 

威張れる資格は全て取得が難しい

 

 

過去に松本人志の「ゆるせない話」という番組で、芸人のフジモンが「かっこいい楽器って全部難しいのが許せない」と言ってた。

 

何をアホなことを・・・

 

と昔思った。しかし今は似た様な気持ちを持っているんですね。

 

威張れる資格って全部難しいのが許せない

 

簡単な資格は履歴書の肥やしになるだけ、かと言って意味がある資格は激ムズ。スクールに通ったりしだしたらお金も時間も馬鹿になりません。

 

そんな捻くれた合理的思考をもとに、資格に頼ることなく完全にフィジカルだけでやってきた僕。このまま定年までいけると思っていたのですが。。。

 

業務に必要で受けないといけないことに・・・

資格試験を受けないといけなくなってしまった

 

 

この春に異動し新しい部署に。覚える知識が多く、日々慌てふためく毎日。

 

専門知識も多く、「資格試験勉強をすると知識習得に役に立つよ」などと上司や先輩からアドバイスを受ける様になりました。

 

資格を取ると言うよりも、資格勉強をすることで知識を効率よく吸収できるって寸法のよう。実際に今の部内で推奨している資格試験もいくつかあるみたいでした。

 

しかし僕はブレない。

 

仕事の知識は仕事の中で覚えれば良いじゃん

 

とこのスタンスを貫く。そう、これで良いはずだ。なんたって推奨なのだから。つまりは任意、受ける受けないは僕の自由なのだ。

 

 

資格試験なんて机上の空論でしょって思いはやっぱり僕の根底に流れているんですね。受ける気はさらさら起こりません

 

そして徐々に日が経つ。なんとなく雲行きが変わってくる。

 

「怒ってないよ」と女の子が言う時は、えてして怒っている。

 

「僕は人を見た目で判断しません」と言う人に限って、外見しか見ていない。

 

まぁこういった塩梅で、

 

推奨って話だったのに、強制じゃないか

 

というくらいに、上司や先輩から受講プレッシャーをかけられ申し込むことに。

 

上司や先輩からしても、「こんだけアドバイスしたら受けるだろう」と見積もっていたのでしょう。

 

会社で推奨ってほぼ強制とイコールなんだろうなと、予想もしない展開で社会勉強することに。

 

さらば愛しのアフター5

 

 

結論から言うと、つい先日受け終わり合格しました。勉強期間は1.5ヶ月程度。テキストを買っての独学です

 

使ったのは公式テキストと問題集の2冊。テキストと問題集はともに400ページほど。いやぁ、面倒くさかった。総勉強時間はどれくらいでしょうか。60時間くらいかな。

 

仕事終わりにそこまで興味のないことを勉強する(しかも強制)ってなかなかストレスですね。人間何かをするには、納得感というか自己決定感が本当に大事。

 

毎日仕事終わりに趣味の読書の時間を削って、代わりにテキストを読む。休みの日には30分1セット何度か繰り返して反復させる。

 

受けた試験は計算とかではなく、完全に知識重視。人間は30歳になるとなかなか物覚えも悪くなりますね、しみじみと感じました。

 

そんな中、反骨精神から大人に記憶力なんて必要ないって記事を書いてみたり。

 

こちらもCHECK

大人は記憶力が悪くても全く問題なし!?記憶力がなくても、ものを考える力がある方が優秀な人間であるという話。

続きを見る

 

まぁやってみて、毎日時間は捻出できるもんだなという実感はありましたね。人間って本当に優先すべきことがあったら、時間は作れるんだって感じました

 

資格勉強はコスパが悪い

資格がなくてもスゴい人はスゴい

 

 

僕の経験では、TOEICってコスパが良い。試験金額もたかだか知れてるし、高得点をとると受けれる恩恵が多い。就職とか転職の際にも、非常に有利に働きます。

 

ただ一方でTOEICの高得点取るくらいリソースが必要なのに、リターンが少ないものも多い。

 

というか資格試験なんて、ほとんどはハイリスクローリターン。ここでのリスクは時間的なリスクってことでお願いします。

 

身もふたもない話をしますが、

 

資格がなくても、スゴい人はスゴい。

 

これは実際そうで、優れた先輩が必ずしも資格を持っているのかと言うとそうでもない。特別な資格を持っていなくても、優秀な人はわんさかいるのです。

 

人間に時間は平等で、それを資格勉強に使うか、自己研鑽に使うかって差なのでしょう。資格勉強は一見公的なものなので、インパクトがある気もします。

 

しかし実際にそのまま仕事で使える場面って意外と少ない。会社ごとにローカルルールも存在しますし

 

資格の勉強はあくまで手段である

 

 

会社の仕事に関係するもので何を勉強すれば良いのかわかっている場合は、資格試験を受けずにその内容を勉強する方がおすすめです。

 

読者
勉強したいって意思はあるけど、何を勉強したらいいのかが今ひとつ分かっていない

 

こんな人は資格試験を利用して自己研鑽をしてみるのが良いのかも知れません。

 

資格試験って手段の一面が強い気がします。会社で資格手当があったりすれば別ですが、そうでなければとってもそこまで意味はない。

 

意味がある様な資格はそうそうとれない、数ヶ月でとれる資格程度では周りに一目は置かれない。

 

数年かけて有名大学に入っても、社会人になってしばらくしたら関係なくなってくるのです。ちょっと時間かけてとった資格なんてって感じ

 

資格勉強のメリットを考えてみた

タイムマネジメント能力が向上する

 

 

確かに色々書きました。しかし資格試験を終えてみて、感じたのはメリットも確実に存在すると言うこと。

 

試験の申し込み期間が決まっていて、そこで申し込む。

 

1.5ヶ月後に試験だ。まだ勉強も始めていない。やらねば!

 

こうなる。当然落ちたくない。受験費用を払うのも一回で済ませたいし、落ちて会社の人に睨まれたくはない。

 

平日は会社があるし、休日はいつもの様に映画観たり、ランニングしたり、本読んだり、遊びたい。しかし勉強しないといけない。

 

いつもの生活に資格勉強という要素を無理やり組み込まなければいけません。これが結果的に良かったんです

 

電車に乗っている間とか、始業前の30分とか、寝る前の1時間とか、こういった期間に参考書を読む。意外なことに生活の中で時間は結構捻出できることに気が付きました。

 

なんだかんだ毎日忙しいしなぁ・・・

 

なんてナメたことを思っていましたが、そんなことはなかった。探せば時間は見つかる見つかる。

 

 

資格試験の勉強を通じて、タイムマネジメント能力が向上した気がしますね。本当に優先すべきものができると、生活の中から無駄が削ぎ落とされます

 

自分にとって不要なもの、時間を無駄にしてたものが、自然と生活の中からなくなっていきました。その時間で資格勉強をしていたって話ですね。

 

読者
いつも時間を無駄にしてしまう。時間の使い方が上手くなりたい

 

なんて人にはおすすめです。ちょっと劇薬的ではありますが。試験を日を決めてしまって、そこから勉強する。すると切羽詰まって時間の使い方が洗練されてきますよ

 

学習の仕方を再確認できる

 

 

きちんと学習したのは、いつだったか、どれくらい前だったか。ブログの勉強はしているけど、これはなんかちょっと違う気がしないでもない。

 

資格試験を終えて感じたことは、

 

嫌々買ったテキスト・問題集だったけど、好きで買ったビジネス書よりも、身に付いた感じがするな

 

ってこと。まぁそりゃそうで、実際に何度もテキスト・問題集は何度も読み込んだから。実際に自分で回答できる状態になっておかないといけないし。

 

しかし趣味で買って読んでいるビジネス書ってここまで何度も読めていない。

 

一回読んで「なるほど」ってなって、月日が経ってもう一回読み直して「そうだった」ってなるくらい

 

ここで学習の仕方を再確認したんですね、肌で感じました。受験生の時に英単語でも何回も読み直して身につけたよなって思い出したり。

 

 

これまで自己研鑽と思って読んできたビジネス書の学び方がまだまだ甘かったと、資格勉強を通じて気付いたんですね。

 

本当に会得したいなら、何度も読み返さないと。一回くらい読んだだけでは難しいよね。

 

学ぶとか、知識を使える状態にするとか、こういう基本を思い返す機会になりました。この感覚を取り戻せただけでも、今回の勉強に意味があった気がする

 

野球からしばらく離れていた人が、どこかのチームの練習に久しぶりに参加して、正しいフォームを再確認するってイメージですね。

 

まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • 社会人になって一度も資格試験を受けていなかったが、急遽受けることになってしまった
  • 資格試験はコスパが悪い
  • 資格勉強のメリットは、タイムマネジメント能力の向上と、学習の仕方を再確認できること

 

結果から言うと、面倒くさいし辛かったですが、資格勉強してみて良かった。何事も経験って感じですね。「社会人で仕事の合間を縫って、資格の勉強をする」という意識高い系の遊びもできましたし。

 

自分の生活で頑張ればまだまだ時間は作れると気付けたので、何か興味がある新しいことをこれを機会に始めてみても良いかもいれないなぁなどと思ったり

 

このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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