会社でなんか管理職に嫌われている人っていますよね。話してみるとそんなにヤバい感じでもないのに、上司によく思われていない人。僕です、僕その人です。
・ちゃんと仕事をしていても、管理職が評価してくれない
という人にむけて書きました。
冷静にかつ客観的に自分を見てみれば、確かに嫌われる様な行動をしている気もします。
上司に好かれる方法なんて分かりませんが、嫌われる方法なら人並み以上に知っている。
だったらそれをお教えしようじゃないかというのが今回の趣旨。蛇の道は蛇。
成功する方法ではなく、失敗する方法を教えてあげるという親切心。職場で上司との人間関係に悩んでいる人は是非読んでほしいです。少なくとも、
くらいには思ってもらえるはず。
上司に好かれまくってて、友好条約結んでまっせみたいな人はお呼びじゃないぜ。
記事の前に自己紹介!
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
僕は上司から信用がない・嫌われている
僕は上司に好かれていない
社会人生活を送ってこのかた、一度も感じたことがない。
こんな気持ちになったことは一回もない。今後の人生でもあるか分からない、いやまぁ僕の努力次第だけれども。
何もしていないのに目の敵にされているんですね。ただ思うことには、何もしていないからのかもなと思いつつ。
会社を見ていても自分の部署を見ていても、「こいつは上司に好かれてるなぁ」って奴は必ずいます。逆に「こいつ嫌われてるなぁ」って奴も同様にいます、そうです僕です。
上司に好かれるって難しい、少なくとも僕からしたら。大学の卒論の方がよっぽど楽やったわ。
同僚からは別に嫌われていない。僕のこと嫌いな人もいるかもしれないけど、全員じゃない。
穏やかに話すし、仕事の相談とかもしたりする。しかしなぜか総じて管理職からはウケが悪い。
マジメに過ごしていても嫌われることもある
生意気な言葉遣いをしたこともない、歯向かったりも別にしていない、遅刻もしたことない、それなのに嫌われている。これってちょっとおかしい、辻褄があわない。
ですがここで僕はふとこう思ったんですね、
と。表立った欠点がなくても、何か大きな失敗をしていなくても、上司に嫌われている若手や新入社員は一定数いるはず。
僕の上司の信用の無さ具合がもっと気になった人は過去記事を是非読んでみてくださいね!
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僕は上司からの信用がない。職場の人から信用されていない人の生き残り方。
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能力のあるなしのみで、上司の好感度は決まらない
人によって管理職は態度が違う
全く同じ状況で、同じことをしても、人によって上司からの反応が違う。これって職場あるある。非常に嫌な意味で人間的。
僕は合理主義なので、あんまりこういう対応は好きじゃない。どれだけ評判がいい人でも間違ったこと言えば、間違っているし。
オオカミ少年でも正しいことを言えば、それは正しい。こう思っていますが、なかなか会社の上司でこう考えてくれる人は少ないです。
「あいつが言っているから当たっているだろう。あいつが言うんだから間違っている」なんて判断をしてしまう人が大半なイメージ。
能力があって正解を出している人でも、評価されない可能性もあるだから嫌になってしまいますよね。
1+1は常に2、正解は常に正解だし、不正解は常に不正解。なはずなのに、それを提示する人間への好き嫌いが介入してくるから、会社の人間関係はかくもややこしい。
上司からの減点項目を意識しよう
やるべきことはちゃんとやっている、納期内にきちんと終わらせる。こうやっても評価されない、上司に好かれない場合も往々にしてあります。
僕の感覚ですが、同僚の好感度は能力によるところが大きいと思います。もちろん人柄や性格も大事ですが、仕事が遅いとかミスが多いとかだと足を引っ張ってしまう。
「あの人がチームにいると、全然仕事が終わらなくて、帰るのが遅くなる」なんて思われてしまうこともある。
能力のない人の存在は、ダイレクトに自分の仕事に影響を与えてくるんですね。能力がない、自分の手間が増える、結果として嫌いになる、この流れです。
まぁそう思うと、非常に公平。ちゃんと能力で判断してくれるのですから。
ただ上司の目線はちょっと違います。能力がない人はもちろん嫌いですが、自分に影響はそこまでこない。管理職が実際に作業するわけじゃないですしね。
能力がないとマイナス評価ですが、減点項目はそれだけではないんです。業務態度などの取り組む姿勢を見ているんですね。まぁ正確に見れているかは別問題ですが。
上司は仕事への態度で好き嫌いを決める
上司はその人の仕事ぶりを細部まで見れていません、マネジメントをしないといけないので具体的にどんな作業をしているかまでは把握していないからです。
となるとその人の仕事している雰囲気を見ているんですね。
僕の問題は完全にこちらです、能力ではなく態度で嫌われている。と言っても、仕事中に上司に中指を立てたりとか、そういう態度ではない。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。上司には嫌われるべくして嫌われている。
上司に嫌われる方法を知っておく、こうすることで逆説的に好かれる人間になれるはず。
いざ、ご紹介。
上司に嫌われる方法4選〜これを守れば嫌われることができる〜
リスペクトしない
上司に嫌われたいのであれば、リスペクトするなど言語道断。心の底から敬意を払って、上司と接してしまったりしたら好かれてしまう可能性があります。要注意。
その点僕はスゴい、1ミクロンも尊敬していない。ただのおっちゃん・おばちゃんと思っています。電車の中で一緒になるおっちゃん達と同レベ、なんら変わらない。
と思うのが秘訣。その人のこれまでの社内の経歴や成果に一切興味を持たず、思いを馳せないのがミソ。
会議で上司がおもむろに口を開けば、
と思って聞き流す。こうすればリスペクトの気持ちは、欠片もなくなる。
小学校の時に、学校行事で聞いた校長先生の話が良いお手本。自分のコミュニティのトップだけど、別になんら価値を感じていない。僕らはみんな小学校の時にそうだったはず。
あの気持ちを思い出す。童心を呼び戻し、上司という校長先生になんら敬意を持たない。
こうすれば、上司に嫌われることができる!
飲み会に行かない(コミュニケーションをとらない)
上司に嫌われたいのであれば、飲み会になんぞ行ってはいけない。「お酒は苦手だから、ゴルフなら」もダメ。ゴルフ一緒に行くのもNG。そんなことしたら好感度が上がってしまう。
そもそも上司とコミュニケーションをとろうとしてはいけない。話しかけられたら愛想良く返事はする、でも自分からは働きかけない。
飲み会に自分から誘うなんて絶対にありえない。A○女優の中から処○を見つけられるくらいにありえない。
普通に対応はするけど、相手の懐には飛び込まない。時間がもったいない、家に帰って趣味の時間に当てる方が楽しいぞ、きっと。
「あいつ普通に話せるけど、おれと距離を置こうとしてるな」と上司にうっすら感じさせれれば完璧。
表立って嫌ってる感じは見せないけど、心の底では好きじゃないんだろうなと上司に感じさせる。
繰り返し接触していると好意度・印象が高まる単純接触効果なんてものもあるので、適度なコミュニケーションをとってはダメです。そんなことしたら好かれてしまいます。
お酒が好きな上司との飲み会や、ゴルフが好きな上司とのゴルフになんか付き合ってしまうと、ふとしたことで仲良くなってしまう可能性があります。
仕事外のところでコミュニケーションをとってはいけない。
コミュニケーションを極力とらない、飲み会・ゴルフになんて絶対に行かない。
こうすれば、上司に嫌われることができる!
熱意を見せない・見せづらくする
上司に嫌われたいのであれば、熱意を出してはいけません。
成果がいまひとつでも、熱意を持って前向きに取り組んでいるのであれば、それだけで良い印象を持たれてしまうこともあるんです。
時として達成した成果よりも、取り組んでいた姿勢に注目されてしまう場合なんかもあります。もし心の中に燃える様なやる気を持っていても、上司にそれを見せてはいけません。
上司に好印象を与えない様に、熱意を見せない・持っていても熱意を表に出さない、こんな努力が必要になってきます。
実際に僕らが管理職の立場になったと仮定しましょう。
管理職はそれぞれの業務でハンコを押したり、決定したり最終承認します。
しかしその業務の全てを分かっているわけではありません。管理職はそれぞれの業務の大枠は掴めていますが、細かい作業などは基本的に知りません。
僕らが丁寧に対応しても、最終の成果物しか見ていないので、どんな工夫をしたにせよ管理職はちゃんと把握はしていません。その代わりに熱意を見ていたりします。
「こいつ会議で積極的に発言するよな」とかそんな感じ。中身ではなく、外側で判断してますね。
熱意自体を内側に持っていても、外に出ないと管理職は「熱意がない」と判断してくれます。熱意が最初からないなら、それはそれでOK。
管理職は業務の細かい部分で判断できない。熱意を見られることが多いので、熱意を持たない、もしくは持っていても見せない。
こうすれば、上司に嫌われることができる!
主体性を持たない
上司に嫌われたいのであれば、主体性を持ってはいけません。
主体的に能動的に責任感を持って業務に取り組んでしまったら、上司に好かれてしまう可能性が出てきます。そんなことしてはいけない。
先ほどの熱意の話ともかぶってきますが、仕事の能力ではなく勤務態度の話。
ちゃんと遅刻せずに会社に行く、定時内はちゃんと仕事をする、ここの契約上のことは守って仕事をする。不思議なものでまだ上司はこれで満足してくれないんですね。
「やる気を見せてくれよ!」って要求してくるんです。
ここでのやる気ってのは、ただ仕事を納期内にこなすことではないってのがタチが悪い。やるべきことをやってもまだ足りない。
やるべきことを、いかにもやりたそうにやって、やっと満足してくれるんですね。
上司という生き物は部下の主体性とか責任感が大好きです。一方でちゃんとしていても、主体性がなかったり責任感を持っていない様に見える部下を嫌う習性があります。
ここらへんはなかなか不合理。人間の好き嫌いは難しい。100の主体性と80の成果のAさん、40の主体性と100の成果のBさん、おそらくこの場合評価されるのはAさん。
僕からしたら主体性とかあってもなくてもいいから、成果をあげてくれれば全然構わないのですが、そうもいかないみたいです。
主体性のないシェフから抜群に美味い料理を出されても、大声で文句を言う。
主体性しかないシェフからそうでもない料理を出されても、「こんぐらっちゅれいしょん!」と惜しみない拍手を捧げる。これが上司の生態。
主体性を見せずに上司の前に行くのは、裸一貫で戦場最前線に飛び込むのと同じ。そこまで分かっていても、あえて主体性の片鱗も見せずに業務にあたる。
こうすれば、上司に嫌われることができる!
そりゃ上司は嫌いだけど・・・
そもそも僕も上司は嫌いだ
管理職・上司から僕が嫌われていることは前述の通り。ではここでこう思った方もいるかもしれません。
そうですね、相手は僕のことを嫌い。では僕はどうなのか。
いやぁ嫌いですよね。まぁ嫌いです、別に偉いともなんとも思いません。
僕に言わせれば、上司なんかはたまたま同じコミュニティの中にいるだけの人、そして僕らよりも大きい権限を持っているだけの人たちです。
しかもそのコミュニティも狭いコミュニティです。従業員が10,000人の大会社でも、人口1.2億人の日本から見れば約0.001%です。
圧倒的に超少数派。しかもその中で同じ部署となると、もっと絞られます。
つまり上司は囲いに囲われた狭い養殖場の中でイキっている初老・中年に過ぎない。
僕はこういう捉え方をしてしまっていて、一度そう思ってしまうともう抜けられない。上司なんかくだらないし、そりゃリスペクトもしない。
しかしこの考え方は自分らのことを棚に上げてしまってるんですね。何を隠そう、僕もその囲いに囲われた狭い養殖場の中にいるんですね。ここが問題。同じ穴のムジナってやつ。
どれだけ狭いコミュニティでも、自分が所属してしまっているなら、自分の世界の大半を占めてしまっているんです。となると同じコミュニティの上司を無視するのは得策じゃありません。
みたいなプライドの高さベジータ級の方もいるかもしれません。
みたいな悩みを抱えている人もいるかもしれません。でも大丈夫です、何も性格を変える必要はありません。
性格はただの思い込みである
DaiGoの著書「ポジティブ・ワード」には、自分が考えている性格はただの思い込みだと書かれています。
人間は自分が取りやすい行動に基づいて、「自分の性格」を決めているんですね。つまり変えやすい行動を変えていくことで、性格も変わっていくのです。
性格ありきで行動するのではなく、行動するから性格ができあがる、こんな感覚。行動を変えると周りが自分の性格に対する評価を変えてくるので、性格が変わった様に感じることができるのです。
というわけでもし上司から嫌われたくないって人は、自分の信念や主義主張を無理に曲げなくても良いので、次の行動をとってみましょう。
変えてみるべき行動サンプル
- 上司に敬意を持っていることが伝わる様な行動をとる
- 上司とコミュニケーションをとる回数を増やす
- 「おれ熱意ありますよ」アピールをする
- 「言われたからやる」ではなく、「言われる前にやってます」と主体性をアピールする
ひとつ経験から言えることは会社で上司に嫌われても得はひとつもないってこと。まぁそこまで分かってんなら、僕も努力しろって話ですが。
あなたは嫌われないでね、嫌われていても好感度を稼いでみてね!
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 僕は上司から嫌われている
- 上司は能力よりも勤務態度で嫌いになる場合が多い
- 会社という狭いコミュニティだけど、一緒にいる以上嫌われないに越したことはない
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!