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なぜ生きるのか、生きる意味が見つからない人へ。ただ生きているだけでは満足できない。楽しい体験を積み重ねて生きていくべき。

2021年10月9日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

生きている、生存している、息をしている。生物としてはこれでもう合格点です。しかし足りないんです。僕らはまだ満足できない。

 

生活インフラも整ってきて、ただ生きるだけのハードルは徐々に下がってきています。そんな中で僕らが生きている意味って何でしょうか。なぜ生きているのでしょうか。

 

僕が考えて出した結論。それはきっと楽しむため(楽しい体験を積むため)、または何か自分の足跡を残すためなんじゃないかと思うんです。

 

安心して生きていく、そしてその上で自分の人生に彩りを加える。これが僕らが人生ですべきことなんじゃないかなと。

 

生きる+α を求めよう!

 

と提案したいんですね。

 

Mr.Somebody
・毎日がただただ過ぎていく
・何のために生きているのか分からない・・・

 

という人にむけて書きました。

 

最初に結論から!

 

  • 生きるだけのハードルは下がってきている、その先の何かを求めている
  • 生きる意味を見つけるには、体験の総量を増やす、人に影響を与えられるものをつくる
  • 人生は長いが20代は短い、その時その時を楽しみ尽くしたい

 

 


ただ生きているだけでは満足できない僕ら

昨日も生きていた。今日も生きている。おそらく明日も生きている、ありがたいことに。

 

生命体として、これ以上の文句はありません。だって生きてるんだから。そもそも生物の使命って「生存」とか「子孫繁栄」だし。

 

子孫繁栄大いに結構、異論なんてねぇなんて人もいるのかな。ちなみに、子孫繁栄、異論なんてねぇ、ちょっと韻踏んでる。

 

それはさておき、僕は長らくこの考えに疑問を持っていました。

 

ただただ数を増やすだけって意味なくない?増やすために、増やしているだけじゃないの?

 

もしかするとこれは知能が高めの人間ならではの考えなのかもしれません。生きているだけでは、やはり物足りないのです。

 

生きるために生きている、これではあまりに虚しいと思ってしまう。飢餓感を持ってしまう。ただ今日も生きていましたでは満足できないんですね。

 

朝起きる、ご飯食べる、う◯こする、ご飯食べる、そんで寝る。生きてる、いえーい、とは残念ながら感じれない。もっと何か欲しい。

 

 

安心で、安全で、清潔で、健康に生きている。しかし心のどこかでは、何か欠けている様な気がする。贅沢な悩みだと分かってはいるのですが。

 

ただただ生きているだけなのは嫌だ!

 

こう思っている人はきっと僕だけではないはず。

生きるだけのハードルは下がってきている

先人たちの努力のおかげだったり、文明の発達であったり、とにかく生きるハードルは下がってきています。単純に戦後なんかと比較したら、食べ物だけの観点でみても、めちゃくちゃ充実している。

 

昔はメタボなんて概念すらなかったのかもしれない、太るほど食べられる人なんかいないって時代もあったのかも。

 

現代は高級ランチやホテルのディナーなんかに行かない限り、外食は安く済ませることもできます。安く簡単にお腹いっぱいにできる。

 

仕事でお金を稼ぐことを、「食っていく」などと表現することもしばしばある。しかし仕事してないからといって、飢えて亡くなったなんて人は聞いたことがない。飽食の時代、万歳。

 

昔に就職活動の時に、食品系の会社の説明会で

 

Mr.Somebody
現在は作られた食料の1/3が廃棄されています。

 

なんて言ってた、なんなら。もう食料が余りまくっている時代なんですね。食べるだけのハードルなら、実はかなり低いところに落ち着いている。

 

 

家賃もそこまで高くない。雨風を凌げる家も、田舎に住めば安い。東京都内とか都会に住もうとするとべらぼうに高いけど、地方にいくと家賃はかなり安い。

 

僕の実家は奈良県なのですが、最寄駅で1Kの物件を探してみると、1〜2万円でそれなりの物件に住めるなんてことも全然ある。ちなみに事故物件とか、幽霊が出るとかはない、たぶん。

 

都心部でおしゃれな生活をしたいなんて思わなければ、住むだけのハードルは案外簡単にクリアできちゃう。

 


https://www.kaizen-base.com/contents/mgal-42356/より引用

 

有名なマズローの欲求5段階説。なんとまぁありがたいことに、僕らは下から2〜3つ目まではなんだかんだで満たせていたりするんですね。生きている、安全に暮らしている、学校・勤務先などどこかのコミュニティには属している。

 

そう、「ただ生きる」ってだけなら現代人の多くはすでにゴールしています。ここに関しては、無双状態。マリオのスターとってる状態。

 

しかし厄介なのは、その上ですね。「承認の欲求」と「自己実現の欲求」。生きるよりも上のハードルがすでに設定されているのは、鼻につく。

 

Mr.Somebody
生きるだけじゃまだ足りないんですよ

 

と教えてくれる割には、具体的に何をしたらいいかまでは教えてくれないもどかしさ。焼肉屋の前を通って匂いだけ嗅がされるみたいなやつ。

 

ここを考えていきたいんですね。生きるだけでは足りないけど、僕らは実際に何をすれば良いのか、ここが頭の捻りどころです。

生きるに「+α」を加えよう

「DIE WITH ZERO」に学ぶ、体験の重要性

ただ生きるだけでは足りない。僕らは何をするべきか。まずは結論から、ずばり「体験の総量」を増やすこと。

 

最近読んだ中で一番の当たり本が、このDIE WITH ZERO。この本に書かれているのは、いかに人生を充実して過ごすかということ。

 

お金を無目的に貯金しても仕方がない。お金を使って価値ある経験ができる機会をムダにしてはいけない。言われてみれば確かに納得。

 

がちがちの貯金人間の自分には耳が痛い。。。

 

大学生の頃に、友人に「アンコールワットに一緒に旅行に行こう!」と誘われたけど、旅行費の5万円をケチって行かなかった僕。支出を抑えるために、5年間家計簿をつけ続け、神社へのお賽銭「1円」すらも記録していた僕。

 

ただ生きることだけを考え、安心安全のため必要以上に貯金をしてしまっている僕の様な人には是非読んで欲しい。

 

きっと読み終わったら、行動が変わるはず。変わらない人は日本語が苦手なだけ。たぶん読めてませんな。

 

Mr.Somebody
人生は経験の合計である。

 

そして、

 

Mr.Somebody
人生でしなければいけない一番大切な仕事は思い出づくり。最後に残るのは結局それだけなのだから。

 

というのがこの本の趣旨。あの世に金は持っていけないが、思い出は持っていける、そんな塩梅。

 

 

つまり僕らは能動的に体験を積んでいかないといけない。新しいこと、興味があることにチャレンジしないといけない。たとえそれがお金がかかることであっても。

 

昨日も生きていた。今日も生きている。おそらく明日も生きている。その中で、その瞬間にしかできない体験を積み重ねていくことで、きっと僕らの人生は輝く。

 

生きている意味を実感できる。人生が終わる瞬間に、楽しい人生だったと思える。

 

  • 旅行
  • 家族や友人と過ごす時間
  • ライブやフェス
  • 気になっているレジャー
  • スポーツ

 

上に挙げた例の様に、とにかくやったことがないもの、興味があるものであれば経験値を貯めにいくべき。

 

僕らはなんのために生きているのか?それはきっと思い出を作るために・経験を積むために、生きている。

 

サルトル「嘔吐」(ネタバレ注意)に学ぶ、生産の素晴らしさ

僕の人生で最も感銘を受けた哲学書(というか小説)が、サルトル「嘔吐」。実際は原題を和訳すると、「吐き気」らしい。

 

どっちもどっちで汚いけど、「嘔吐」の方が確かにセンスを感じる。ゲロの飛沫がロマンティック。

 

この小説のあらすじを簡単に書くと、主人公はロカンタンという30歳の独身男性。ん、おれと同世代じゃないか、おれも独身じゃないか、まいったな。。。

 

めちゃくちゃざっくり書くと、このロカンタンが急にある日吐き気を覚える。なぜ自分が「存在しているのか」という疑問が急に頭の中に湧いてきたから。

 

Mr.Somebody
おれって何で生きてるんやろか。ちょべりば。

 

って思う様になってしまって、毎日嫌悪感にまみれながら生きていると。

 

 

ちなみにここで面白いのは、このロカンタンは小金持ちってこと。親の遺産があるので、そこそこ裕福な暮らしを享受できているんですね。

 

人間ってヒマになるとやっぱりロクなこと考えないもんなんだな。。。

 

と改めて実感してしまったり。

 

ちなみにこういう「なぜ生きているのか」みたいな問いかけは、哲学では「実存主義」というそうです。間違ってたらごめんなさい、素人の生兵法なので大目に見てください。

 

そんなこんなで毎日「げろげろ、吐きそう」と、自暴自棄に生きていたのですが、物語のラストで急に彼の前に答えが現れます。

 

ロカンタンがバーに入り、お酒を飲んでいる。その時にとあるレコードが店内にかかる。すると不思議なことに、吐き気が潮が引く様に消えていったんです。

 

なぜか、彼は考えました。そこでついに答えを見つけます。

 

Mr.Somebody
人に影響を与えるものを作ることで、生きる意味を感じられるのかもしれない

 

そうしてロカンタンはかねてより興味のあった「歴史書」を執筆することに決めました、ちゃんちゃん。

 

この話には学ぶところがたくさんあると思います。この小説は1938年で、当時はもちろん今ほど社会的なインフラは整っていなかったでしょう。

 

衛生環境も悪いし、経済もそこまで回っていないし、食べていくだけでやっとなんて人も多かったはず。しかし現代において、この状況は大幅に改善されました。生きていくだけという難易度は間違いなく下がった。

 

ということは現代人で、非常にロカンタン的な人が増えたと思うんです。普通に生きて、そこそこ贅沢な暮らしができる人。つまりこのロカンタンが抱えている悩みは非常に現代的なものだと思うんですよ。

 

 

というわけで、このロカンタンが見つけた答えは、そのまま僕らにも転用できるはず。

 

人に影響を与えれられるものを作ろう!

 

別に何でも構いません。SNSでの情報発信、動画投稿、楽曲制作、仕事での成果物などなど。僕ならこのブログでしょうか。

 

自分が生きていることで、他の人の人生に影響を与える。これこそがきっと僕らの「存在」している意味。実践するしかない。

 

人生を楽しみ尽くしたい

安心して生きていたい、健康で生きていたい、これは大前提。この条件を満たして生きているなら、次は人生に彩りを添えてあげたい。

 

僕らは何かしらの偶然が重なって生まれてきました。もしかすると、隣の精◯が卵◯に飛び込んでいたかもしれない。そうすると今の僕らとは違う人間になっていたはず。

 

人間として生まれてきたのも、多分そこそこの倍率。そんなラッキーパンチを当てまくって生まれてきたのだから、この幸運を活かさないなんて勿体ない。

 

 

ただ呼吸だけして、人生を終える。こんなことしたらワンガリ・マータイさんにラリアットされてしまう。

 

人生はうんざりするほど長い。100歳まで生きていなければならないなんて、今の僕からしたら、結構しんどい。まだまだ先あるやんって。

 

でもアラサーで、30歳を目前にした今だから言えることは、

 

20代はめちゃくちゃ短い!

 

ってこと。都市伝説によると、30代はもっと短いらしい。

 

人生は長いけど、スポットごとに区切って見てみると、なかなかに短い。うっかりしていると、ろくすっぽ楽しめない間に、人生の折り返しになっていそう。

 

僕の20代はもう終わってしまう。小学校の時に、夏休み最後の日にわけもない虚しさを覚えたけど、そんな非ではない。もっと20代を楽しめていたのでは、そんな風に今となっては思う。

 

もっと人生を楽しみたい。楽しむために生きていたい。今日も生きていることに感謝はするけど、ただ生きているだけではやっぱり足りない。

 

だから、

 

  • 人生における体験の総量を増やす
  • 人に影響を与えることができるものを、自分で作る

 

この2点をもっと意識して生きていたいと思う。もしあなたも、ただただ毎日を過ごすことに満足がいっていないなら、僕と一緒に毎日を刺激的にしていきましょう。

 

あわせて過去の記事も読んでください。ちょうど一年頃前に書いたもの、定期的に僕は人生の意味を考える習性があるみたいです。。。

 

こちらもCHECK

僕たちはなぜ生きるのか?生きる意味を考えてみた!きっと「楽しむ」ため・「学ぶ」ために生きているんだ!

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まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

  • 生きるだけのハードルは下がってきている、その先の何かを求めている
  • 生きる意味を見つけるには、体験の総量を増やす、人に影響を与えられるものをつくる
  • 人生は長いが20代は短い、その時その時を楽しみ尽くしたい

 

 

このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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